ホリエモンの「広報論」金をかける広告より効果ある広報!
竹村義宏のフランチャイズBlog
先日、ホリエモンの「起業論」を紹介しましたが、本日はもうひとつ堀江氏のネタで重要な「考え方」をご紹介します。
それは、ライブドアという会社でやった、 「広報戦略」 です。
一般的には、 企業の宣伝活動をお金を使ってやるのが「広告」、お金を使わない方法でやるのが「広報」です。
そして、「広報」で「広告」以上の効果を出し続けたのが、ホリエモン時代のライブドアです。 それをほぼ「無名」の時代から、おそらく意識的に=戦略的にやったところが堀江氏の功績だと思います。
当時、一般的には、「近鉄球団」の買収で「ライブドア」という会社の社名を知った方も多かったのです。 ところがそんな「小さな急成長企業が、
・プロ野球球団を買収する
・楽天と取り合う
というような「ニュース」をつくることによよって、皆が「スゴイ会社だ」と、思っていくわけです。 そして、それは「ニッポン放送」の買収から「フジテレビ」の買収構想までいくわけですから。
連日ニュースになり、社長が意見を発していくことが、ニュースの間に「コマーシャル」を入れてPRをすることより、ずっと「効果」があることをわかってやっていたと思います。
さて、でもそんな話は「個人の起業」レベルには関係ないでしょ、と思われる方もいるかもしれませんが、この「発想」は充分役立ちます。
むしろ、 「お金を使わないでPRしていく」 という方法ですから、使わない手はないと思います。 具体的な事例まで、以前の「移動販売」のブログに書いてますので、是非読んでみてください。
本日はここまで。