竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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中国での稲盛本ブームとフランチャイズの関係とは?

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昨日少し書いた、「カンブリア宮殿300回スペシャル」のJAL稲盛改革スペシャル。 YouTubeで見れますね。

 

 

全編を通して心に刺さるのはやはり・・・ 稲盛さんの「謙虚さ」 でしょうか。 企業で一番大事なことは沢山いる従業員の「心をつかむ」こと、というのが稲森さんの自論ですが、やはり従業員が稲森さんに心酔していくのは、稲森さんの、 驚くまでの謙虚さ にある気がします。

 

さて、このこのところ話題になっているのが、「中国での稲盛本ブーム」です。 この「生き方」なんて「活法」という書名で、なんと100万部突破だそうです。

 

生き方―人間として一番大切なこと 生き方―人間として一番大切なこと
(2004/07)
稲盛 和夫

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中国なんて、人口が13億もいるんだから、なんて言う方がいらっしゃるかもしれませんが、「ビジネスマン」「ビジネス書を読む人口」というこそから考えたら、100万部!というのは驚異的な数字ではないでしょうか。

 

そして、何といっても 「稲盛哲学」が賛美される、というところまで中国経済がきた、 というのはキチンと認識すべきではないでしょう。 今年に入って、いくつかの指標から「中国経済の減速」が伝えれていますが、やはり「急成長の中での歪み」みたいなものを経営者自身が感じ、それを「反省する」ような流れも出てきているのかな、とも思います。 もう、中国も多少悪知恵を使ってでも、富める者を富ませて、国全体の経済を上げていく、という時代からは脱しているんですね。きっと。

 

だから、「心」の持ち方を教える、「稲盛本ブーム」なんですね。 ちなみに、フランチャイズ業界において「稲盛さんの信者」という社長は、FC本部を成功させる確率が高い気がします。もちろんキチンとしたデータがあるわけではありませんが、この業界で25年仕事をしてきた竹村の感覚です。 ただ、「稲盛さんの本はイイね。」というレベルではなく、本当に「盛和塾」に参加して継続して勉強されるようなレベルの「信者」ということです。 「稲盛さんの考え方」にはフランチャイズ組織を正しい方向に導くものがかなりあります。 一度、メルマガででもきちんと書いてみたいと思います。

 

本日はこんなところで。