マリッサ・メイヤー、カルロス・ゴーンの年収で考える日本の鎖国
こんにちは。竹村です。 月曜日です。 昨日までの肌寒い気候はどこへやら、今日はかなり暑いですね。
さて、先週末のニュースになりますが、Yahooの新CEOがマリッサ・メイヤーさんに。
・1975年生れの今年37歳女性。
・13年前に従業員20人のGoogleに就職。
・待遇は5年で7100万ドル(約56億円)+ストックオプション
どれもこれも、日本の企業常識では考えられませんね。 そして、完全にライバル企業への移籍、スポーツでも電撃移籍でしょう。 ドラスティックですね。
そして、13年前にGoogleは20人の会社だった、というのも改めて考えると驚きますね。 経済のグローバル化の進行で、世界経済の壁がなくなると言われてますが、この数字だけみたらまだまだです。
日本の周りには見えない鎖国の壁がまだまだある気がします。
少し前に、日産の決算発表でゴーン社長の報酬が9億8700万との公表がありました。 トヨタの全役員の役員報酬を足してもこれを上回らない、と話題でした。 ゴーン社長は、 「日本人には馴染まない報酬額だが、トップの高額報酬は絶対必要」と言い切りました。その理由は、ただ一点、 「最高の人材を確保するため」とのこと。
今回のマリッサ・メイヤーさんのニュースを聞いて改めて、それがグローバル経済の中での常識なんだ、と思いますね。
さて、こんな年収話を聞いて、これから起業を考えらる方はどうでしょう まさしく、「桁違い」で関係ない、と思われる方が大半かもしれませんが。 ひとつ、具体的なアドバイスをすれば、 「とにかく食っていければいいんです」という目標設定はダメ ということです。
大きい、小さいの問題ではなく、「目標設定」の仕方が間違っているのです。
「サラリーマン時代の給料を上回ればOK」なんて目標設定でスタートしたら、いかにサラリーマン時代が恵まれていたか、自分が独立オーナーに向いていないか気づくだけです。
学習塾の起業でいえば、1教室をなんとか成功させることだけ考えている方より、3年後に3教室、5年後には10教室、と考えている方が、「立ち上げ期」を順調に乗り切る率が高いのです。 今はお金がなくても、最初の教室で儲けて次の教室に投資していけば良いわけですから。
本日はこんなところで。
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