竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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フランチャイズよりイメージが悪いネットワークビジネス、について

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こんにちは。竹村です。 金曜日の朝です。 なんと、サッカー男子までスペインに勝ったようで大騒ぎ、ですね。 幸先の良いスタートです。

 

さて、起業を検討されている方とお話していると、本当に多く起業希望者に「影響を与えている」という二人がいます。 ひとりは神田昌典さん。様々な角度から「企業の時代から個人の時代になる」というメッセージを発信し続けています。

 

そして、もうひとりが、 ロバート・キヨサキさん。 「金持ち父さん、貧乏父さん」シリーズがあまりに有名ですね。 本は読まなくても起業するなら「ESBIクワドラント」の考え方は理解しておくべきです。

金持ち父さんの基本

 

個人起業の場合は、まず「S(自営業者)」から入るわけですが、このクワドラントのポイントは、ひとつ上のクラスを見据えてキャッシュフローを考えることが、「経済的自由の旅」を上手に続けるコツ、とキヨサキさんは言います。 要は、「E(従業員)」でうまくいくコツは「S(自営業者)」の発想で考えること、 「S(自営業者)」でうまくいくコツは「B(ビジネスオーナー)」の発想で考えること、 ということです。

 

なるほどな、と思います。 そんなロバート・キヨサキさんは、「個人起業」については、 実は、ネットワーク・ビジネス(MLM・・・マルチレベルマーケティング) を推奨しているのは有名です。

 

「5万円でスキルが学べて始められるビジネスが他にありますか?」ということです。

 

キヨサキ氏自身はネットワークビジネスで富を築いた方ではないですが、「もし人生をやり直しゼロから始めるとしたら、いきなり従来型のビジネスを起こすのではなく、ネットワークマーケティングを起こすところから始めるだろう」 と語ってます。

 

キヨサキ氏が語るように、「ネットワークビジネス」自体は 「効き目」を自分で確認し、自分で良いものだと思った商品を他人に勧める。人との結び付きの中で商品が流通し、そこに生まれる利益を分け合う、 というよく考えられたビジネスです。 今の時代向きのビジネス、といえます。 ただ、ご存知のとおり、日本においてはとくに、「ネットワーク」「マルチ」ビジネスへの抵抗感は強いです。ネットでみれば「マルチまがい商法」も横行し、騙された、人間関係をなくしたというような書き込みも多いです。

 

「フランチャイズ」以上に悪いイメージが先立つビジネスである、と思いますね。 このビジネスモデルを悪用し、「ネットワークまがい商法」「マルチまがい商法」を行う組織も多くあることは事実なのでしょう。

 

ただ、 「月5万円で始められる」ビジネスというのは「ネットを使ったアフィリエイト」くらいで、選択肢は限られます。 「起業」のひとつの選択肢としたは、ありだと思いますね。 詐欺的な組織にひっかからないように注意は必要ですが。 少しずつ、「抵抗感」も払拭されつつある感じもあようです。

 

例えば、「芸能人」「スポーツ選手」が勧めるMLMというのも出てきてます。 有名なところではこんな。

前田敦子さん オフィシャルブログ

 

きっと、前田さんのお母さんが「モナヴィー」のディストリビューターなんですね。 でも、彼女がこうして「家族全員飲んでて」「本当にこれに助けられてます」と書けば、それは拡がるでしょう。AKBファンの何人かがディストリビューター登録したでしょう(笑)。

 

この「モナヴィー」はなでしこジャパンの川澄選手も勧めていたり。

なでしこジャパン川澄選手 笑っていいとも<モナヴィーFacebookページ

 

完璧な勧め方。これならアヤシクなく、「飲んでみよう」となりますね。確かに。 川澄選手自身がディストリビューターであるような素晴らしいトーク。 なでしこジャパンはみんな飲んでるんですかね。 言ってみれば、ネットワーク(MLM)ビジネスというのは、 例えばこの、「モナヴィー」という健康ジュースを、「個人で売る権利」を買う、 「ひとり商社」 みたいなビジネスなんですね。 向き不向きはあると思いますが、面白いと思います。 「副業」として始められますし。

 

本日はこんなところで。

 

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
(2001/06/27)
ロバート キヨサキ

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