【まだ小さな本部に加盟しろ!】成長期のFCに加盟するメリット、デメリットとは!?
こんにちは。竹村です。 お昼の経営者勉強会での話は、色々参考になりました。 やはり、文字などになっていない生の情報を現場を知る人から直接聞く、ということは大切です。
さて、今回は「成長期のフランチャイズ」に加盟するメリット、デメリットについて。 非常にいいインタビューがありますので、それを参考に。
東京天竜 東社長インタビュー<フランチャイズショー・ブログより
この「フランチャイズショー」の加盟店インタビューは質、量ともに良い内容で、以前もこのブログで購読をオススメしました。インタビュアーの松本さんのキキドコロが見事です。 東京天竜さんは、給食事業がご本業。
昭和47年設立という歴史ある会社です。 その会社が、フランチャイズに加盟した理由は、 >飲食のフランチャイズに加盟して店舗運営を学びたいと考えた >まずは飲食フランチャイズに加盟して店舗マネジメントを吸収し、それらを基にオリジナルの飲食事業を開発していくことにした ということです。 素晴らしいですね。 フランチャイズから学ぶ フランチャイズから吸収する この視点こそ、加盟後の成功率が高いのです。 竹村も、常々、強調している点です。
このブログでも一度音声で解説していますので宜しければ。
そして、 東京天竜社が、「ノウハウを学ぶ」目的で選んだフランチャイズがこちら。
ゴーゴーカレー ビアードパパ 36 STICS イレブンカット
どうでしょう? フランチャイズに少し詳しい方が、みると「何故?」と思われるかもしれません。 どのFCも、「大手FC」ではないんですね。 成長中、いわば「これから大きくなるFC」を選んでおられます。 その基準について、東社長は、
加盟店数10店舗以上100店舗以下であることを重視
と語られています。 その理由は、
>このくらいの規模なら本部のサポートも手厚い
のではないかと考えたからです。 そして、実際にその基準でFC選びをして、経営してみた感想。
フランチャイの成長期に加盟するので、フランチャイズの知名度が上がるにつれ、売り上げが伸びること、本部に加盟者の意見を聞く余裕がある。
加盟者数がまだ少ないので、良い物件があれば本部から声をかけてもらえやすいことなどがある。 これは「成長期のFC」ならではの具体的なメリット。
とまとめています。
そして、 この成長段階のfCに加盟するデメリットについても 、
>本部が、本部として機能しない場合があるということ
と的確に捉えられています。
そういうケースも確かにあるのです。 ただそれでも、本部を批判するのではなく、自分側の強みを本部に提供して、共にその業態を伸ばしていく、という姿勢です。 素晴らしいです。 この東京天竜 東社長は、 出来上がったFCから出来上がったノウハウを学ぶより、「FCの成長期」を本部とともに体験するほうが、多くのことが学べる、ということが感覚的に分かっていらっしゃるのだと思います。
難しい言葉を使うと、「形式知」と「暗黙知」で説明できるのです。 「これから成長する」というフランチャイズで学べるのは「暗黙知」であり、それは既にマニュアル化されている「形式知」の何倍も価値あるものなのです。
少々小難しいですね。 いつかメルマガでわかりやすく解説したいと思います。 一応ご参考までに。
本日はこんなところで。