【「７つの習慣」より】「習慣」化は知識×スキル×やる気の三拍子揃って！

おはようございます。竹村です。

昨日のジャイアンツの優勝は見事でした。３連敗の後の３連勝、どれも好ゲームだったようで。近頃「プロ野球」を真剣に見る機会は減りましたので、たまに見ると、選手がよくわかりません。でも、今回、ニュースで取り上げられている18年前の、巨対中の、同率首位決戦あれはよ～く覚えています。確か、「松井・落合・原」の時代ですが、その試合は、巨中の選手が、普段のシーズン中にはまず見せない形相でプレーしてたことを今でも思い出します。皆な目が三角、タレ目な選手も目尻が上がってました。「決戦」になったらこんなに変わるのか！と感動しました。一方、普段は少し手を抜いていたんだな！と18年前は思いましたが、 130試合もあるんですからね。毎日、目が　▽▽　では続きません。

さてさて、昨日、「７つの習慣」について少し触れたら、いくつかメールやメッセージをいただきました。反響が高いようなので、ひとつだけ、この場で取り上げておきます。 「７つの習慣」の中で、竹村さんがいちばん影響を受けた部分は？ という質問です。これは、大変難しいですが、たまに聞かれるので、その時は、 「成功はテクニックではなく人格だ」 という部分だ、とお答えしてます。　

人格＝土台になる考え方 という意味です。これを、「なるほど、そうですよね！」というレベルでの理解、ではなく、心の「底の底」から納得する、ための「７つの習慣」です。考え方の土台、というか、その「土台」を築く「岩盤」の部分、とでもいうのでしょうか。しっかりした「岩盤」に「土台」を築けば、どのような高い、重い、変わった形の「建物」でも建つ、というイメージですね。ただ、国内でも140万部売れているわけですが、本棚にあるだけ、読んだがあまり変わらない、もう内容は忘れてしまった、という方は多いわけで。そんなことを言ったら「書物」というのはある程度皆そうですが。（だから成功哲学書は切り口を変えて出版され続けるわけです）

竹村の考える、「７つの習慣」が効かないパターン、を２つご紹介。これから読む、という方はぜひ、参考にしてください。ひとつは、 「自分に矢印が向いてしまうことで思考停止」 パターン。やはり、言っていることは、「変わらなければならないのは“自分”ですよ」ということなのです。で、最初にこう言われてしまうと、もう思考が進まなくなる方が結構多いです。「やっぱり、私はダメだなぁ」みたいな形で。この方への処方箋は、「小さな変化、小さな成功」を自分で自分を評価する、ことです。

そして、「７つの習慣」がハマらない、もうひとつのパターン。これはズバリ、「軽い人」です。軽く読んでしまった人、ということです。売れてるビジネス各はまず目を通す、みたいな本好きの方にも意外と多いです。「なるほど、確かに“習慣”化することが大事だ！」というレベルの気づきはあるんですが、そこまで。確かに、そうなんですが、そこの「難しさ」がいつの間にか頭からスっとんでしまうんですね。書籍から引用すると、

＞「習慣」は知識とスキルとやる気の３つの要素からなっている。

＞「知識」は何をするか？、また何故それをするか？という二つの問いに答えてくれる。

＞「スキル」はどうやってやるか？を示すものである。

＞「やる気」は動機であり「それを実行したい」という気持ちである。

＞生活の中で「習慣」を確立するためには、この三つの要素、全てが必要である。

となるわけです。知識・スキル・やる気、この三つがバランス良くなければ、とても「習慣化」なんてできない、という事です。多くのダイエットが成功しない理由もここにあります。 知識、スキル、やる気、の三拍子は難しい、のです。

それを、「７つの習慣」をサラリと読んで、「そうだ習慣化だ！何事も歯磨きをやるレベルにもっていけばイイんだ！」みたいな気づきをする人が多い気がします。そう簡単ではないのです。「歯磨き」は、周り「全員」がやってるから、小さな頃からそう教え込まれて、多くの方が「習慣化させられた」のです。今度は、「自分で習慣化しよう」という話です。とにかく、サラリ読み、で「わかったつもり」で本当は身についていない「７つの習慣」。本棚に残ってたら、再読、精読を！長くなってしまいました。

今回はこんなところで。