竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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「訪問医療マッサージ」の事業検討のポイント、とは!?

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おはようございます。竹村です。 想定内の行動ですが石原さんはスゴイ80歳、ですね。 民主党の輿石幹事長76歳と比べて、 どころか、 息子の伸晃氏に比べても元気!な感じです。 この「自分勝手」な行動も石原流でカッコヨさ、すら感じます。

 

そして、そして、 本日は金曜日!フライデーでは、モロゾフさんが、 安藤美姫さんとの「愛」を告白。

 internet FRYDAY

 

外人が「愛」を語るとなんでこうも熱くドラマチックなのか、 というインタビュー。 ただ、こうなると、 「真相」 がどうなのかは、わかりません。 「モロゾフが去っていった」という美姫さん、 「心から愛し、真剣に具体的に結婚を考えていたのにフラれた」というモロゾフ氏、 「美姫はモロゾフに父親を重ねていたのだ」という叔母さんやら出てきて、 どれがホントか、誰かが嘘をついているのか、 サッパリわかりません。 まさに、芥川龍之介の「藪の中」です。

芥川龍之介「藪の中」<Wiki

 

ただ、この「真相はあるのか」「答えはひとつなのか」という「見方」は 今の「超情報化社会」では、重要ですね。 情報には「発信源」があり、 嘘ではなく「主観」が入ります。 この認識は常に持つべき。 そんな意味で、「藪の中」は今の「ネット情報社会」の必読書かも。

 

藪の中 (講談社文庫) 藪の中 (講談社文庫)
(2009/08/12)
芥川 龍之介

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全然関係ない、お話でした。 さてさて、昨日の、 「訪問医療マッサージ こころ」 の説明会での出来事について、少々。 最後に「質疑応答」のコーナーがあるんですが、 そこで1名の参加者が、 かなり細かな点を、ねちっこく質問。 「人件費24万とありますが、法定福利費とか入れたらこれで雇えるわけがないのでは?」 「一人当たり3500円~4000円の単価というのは楽観的すぎるのでは?」

 

要は、「モデル収支」が甘いのでは? という視点からの質問を延々と。 本部はその質問に対してひとつひとつ詳しく答えていましたが、 基本的には、 「これは本部直営店の実績からの数字である」 ということと、 「加盟する皆様にもそこを目指していただきたい」 ということしかないんですね。 直営2つ、初めてのFCが8月オープン、ですから。 そこを、 「本部はできても我々の地域でできる保証がない」 という感覚でとらえるなら、 こういうアーリーステージのFCに参画するべきではありません、 ということです。

 

そんな、本部直営の「高い実績」ではなくて、 地方でやっても最低限これくらいはいきますよ、という数字 を「モデル」として出して欲しい、 というような事を言われる場合があります。 「気持ち」はわかりますが、 「誰がどこでやっても最低限このラインは超えます」 なんて数字が出せるわけありません。 それこそ、逆に全く「根拠」のない数字になります。 たまに、 「上・中・下」で事業シミュレーションを出す本部もありますが、 それは単に、 「中」の数字を、 上にいじったのが「上」で、 下にいじったのが「下」なだけです。 Excelデータなら5秒でできる作業です。 ですから、あまり意味ある数字ではありません。

 

「訪問治療マッサージ こころ」の「モデル収支は」について言えば、  一施術者あたり「20人~25人」の顧客 というところがポイントです。 これが自分の検討するエリアで獲得できるか、できないか? が「事業検討」の半分以上を占めると思います。 「FC1号店は1ヶ月で14人の患者さんが集まった」 ということだが、 「うちのエリアではもう少し時間がかかるか?」 という検討の仕方でしょう。 正直、「ここのみ」ではないでしょうか。 その他の、 施術師が24万(実質21万)で雇えるだろうか? というような問題は、 正直、地域によってバラツキは多少あるでしょう。 が、 それは、集まりにくい地域でやるとしたら、あと5万高くすれば良い、という話です。 月間の収益から5万がマイナスになるだけ、ですから。 80万の営業利益が70万になる(+5万×2人)ということ、で、 これは、 「事業的モデルが狂う」 というものではないはずです。

 

本日はこんなところで。