竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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ヒーローズの「チラシ」は何故集まるのか?という話を少しだけ

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おはようございます。竹村です。

 

昨日は、「個別指導学院ヒーローズ」のオーナー面談に立ち会ちあいました、 埼玉県で開校を検討されているオーナーと、 ヒーローズのFC1号店として、3年で12教室開校してきた、 松田社長との面談です。

松田社長の画像はコチラで

 

さて、これから取り組まれるオーナーの質問として多いのが、 ヒーローズは何故チラシの反響数が高いんですか? ということと ヒーローズの場合はチラシで集まらない、ということはないんですか? という2つの質問。 昨日もでました。 これについての答えはというと・・・ まず、「チラシだけで簡単に集まる」 と思って、安易に加盟されては困るんですが、 という大前提をお話した上で、 やはり、 「ヒーローズのチラシ」 は他塾に比べて反響数が多いことは事実です ということになります。 松田社長の新規開校も、 基本は「チラシ」で集めているわけですから。 「ではヒーローズのチラシのどこが違うのか?」といわれると、 いくつかノウハウがあり、そのうち隠しノウハウもあるので、 ここにヒーローズのチラシを出して解説するわけにはいきません。

 

が、 基本的なこと、 いちばん「核」の部分は、 ・・・ 安いからです。 1コマ(50分)1050円~ が響くのです。 なんだ、そんなことか? と思われるでしょうか。 ひとつ大変重要なポイントをいうと、 「チラシ」というのはそもそも「安い!」ものを探す 媒体なのです。 これがわかってないチラシ、 とくに「塾」にはこれが多いんです。

 

 

 

「媒体、メディアの特性」というのは大事なんです。 チラシを見るときには、もう「無意識」のうちに、 「安いものを探す」 という感覚になっているんです。 例えば、スーパーの広告で、 今日の鮪は産地、鮮度全てが違って最高の味です! なんて、 「中身、品質」 をPRしても、伝わらないのです。 そんなマグロが今日は「半額!」といえば伝わる。 というわけです。 ですから、 「プラス25点保証」というのは、やはり 「中身・質」 の話なので、本来は「チラシ向き」ではないのです。 こういうのは、 「成績保証にもいろいろありますが・・・プラス25点保証できるのはウチだけ!その秘密とは!」 と、ダイレクトメールで送って、 封を開けさせる。 そして、 その中に、「そのカラクリ」と「実際に上がった実例」 を入れてしっかり読ませるべきなのです。 それをこうやって、 チラシ広告で、 ドデカク「プラス25点保証!」とやると、 その下に小さな文字で、 ただし、○講座以上受講の場合、とか、 週何日以上受講の場合、とか 「ただし書き」を書く事にとになります。 この、 宣伝文句だけ大きく、「ただし~」を小さく、 というレイアウトを見ただけで、読みませんね。 こういうのはチラシを見る側の視点にたてば、 普通に分かることだと思います。 でも、そういう「基本」を無視したチラシがけっこう目に付きます。

 

そして、昨日松田社長が強調されていた点がもうひとつ。 それは、 反響電話があってからの「対応」 なんですね。 ヒーローズの場合、各ステップ毎の、 「基本トーク」 「応酬話法」 があるわけです。 これがない、徹底できない「塾」というのも多いんです。 「反響が少ない・・・」なら、 かかってきた問い合わせからの入塾率を上げることを、 必死に考えるべきなんですが、それが、なかなか難しいわけです。 ですが、「難しい」=できない、ところが多い、 からきちんとやると成果がでるわけです。

 

そんなこんな、松田社長の話を聞くと、 「違いをもたらす違い」 がわかりますね。 The difference makes the difference 重要です。

 

本日はこんなところで。