竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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【FCは個別で考える!】「何のためにFCに取り組むのか?」それが一番大事!です

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おはようございます。竹村です。

 

日経とテレ東の調査だと、 現時点での投票先は、  自民 25%  民主 16%  維新と太陽合計 15% とのこと。 「維新と太陽」は正式合流発表前、 ですから、ここからどう動くか。 普通に予測すれば、 一旦「野合」が嫌悪され下がり、 橋下さんのTVをメインにしたマスコミパフォーマンス で盛り返す、という感じでしょうか。 昨日は久々に、「Mr.サンデー」を観ましたが、 完全に橋下さんを持ち上げた番組構成。 もちろん、キャスターの宮根さんと橋下さんの関係もあるんでしょうが。 レイティング的には橋下さんをメインにすれば上がるでしょうから、 このような番組が増えるかもしれません。 「生放送」での橋下さんの強さは想像以上です。

最後の最後に、「維新」が急襲する可能性ありますね。 しかし、橋下さんも番組内で少し指摘してましたが、 自民、民主、維新、 どれもこれも「政策」的にはあまり大差ない、でしょう。 「原発」「消費税」「TPP」にしても「両極」の差はありません。 そして、経済については、 「成長路線」 です。 ま、今の「景気低迷」をなんとかしなければ、 という話ですから、 「成長路線」、そしてまずはデフレ脱却、 基本そういう話になります。 ということで、橋下さんは、 言ってることは大差ないんだから、 「実行力」「行動力」ですよ! という方向に持っていきたいのだと思います。 そうすると、「行動力」だけはある、 暴走老人の存在も活きてきますから。 どう考えても、民主党は不利ですね。 前回騙されたんで、 「民主党だけは絶対に入れない」 という層が必ずいますから。 自民党の「世襲」なんて批判しても何も動かないでしょう。 「二極」の戦いになりますね。

 

さてさて、「政治」の話が長くなっていまいました。が本論へ。 先週池袋で開催された「フランチャイズ・ショー」に行かれた方からの、 問い合わせ、質問をいくつかいただいています。 順次お答えしていますが、正直回答に困るものもあります。

例えば、単刀直入に、 「○○というFCに非常に興味を持ちました。竹村さん的にみてどうですか?」 というようなものです。 これはやはり、簡単に答えようがありません。 もちろんそのFCが「竹村のFCブラック・リスト」に入っているようなところなら、 過去の状況を書いて、 「やめておいたほうが良いすよ」 とアドバイス差し上げられるのです。 が、そうではない場合、 「一般的に言って」とか 「平均的には」というアドバイスは難しいのです。

正直、その「業界、業態全体」の将来性やリスクをお答えすることしかできません。 先実配信したメルマガで書いた通り、 竹村の基本的なスタンスは、 「良いFCは検討する方の状況によって個別に違う」 というものです。

「FCここだけの話」~人生いろいろFCいろいろ 

 

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個人の方は、本当に「個別」で対応しなければ、と常に思っています。

「法人」が新規事業でFCに取り組むケースでは、 「現在抱えている経営課題がほぼ同じ」 という状況がありますから、 同業界に対して一気に同じFCを提案して広める ということが可能です。 その成功例が、 車買取専門店 ガリバー なわけです。 当時ガソリンスタンドが「価格の自由化」で収益が一気に落ちて、 ガソリン以外の収益(油外収益)を求めていた、 その経営課題に対し「車買取」というFCを提案したわけですね。

 

「個人」の場合も、 「個人の課題」があるわけです。 何のためにFCに取り組むのか?というテーマです。 これを明確にすることが大事なのです。 リストラにあって職探しが上手く行かず、 その「金銭的ストレス」を解消したい、 というケースもあるでしょうし、 これまで起業に向けて資金をためてきて、 FCを足がかりに短期間で大きな事業をしたい、 というケースもあるでしょう。 どちらも「儲けたい」わけですが、その質とレベルは大違いなのです。 皆さん何らかの「テーマ」があって、 その「課題」に合ったFCを選ばなければならないんですね。 ですから、先程の、 「○○というFCはどうですか?」 という質問には、少なくとも「責任をもって」は答えられません。

 

最低でも、

1)現在の状況(そこに至った経緯)

2)なぜそのFCに興味を持ったか?

の2点はお伝えいただかないと、答えられません。 もし、これから質問を、と言う方は、 上記2点をよろしくお願いします。

本日はこんなところで。