「買取FC」一番人気!で考える「お金をあげる商売」の強さとは?
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。竹村です。
昨日は2ヶ月ほど前からアライアンスを組んでいろいろ企画を進めている、
フランチャイズの窓口
の運営会社である、バリュークリエイションさんとMTG。
受付はクリスマス、ですね。
「ベンチャー通信」が懐かしい・・・
トータルサービス時代は毎号熟読してました。
さて、担当のOさんと、話す中で、
「資料請求数」としては、
「買取」FC
が抜けている、とのこと。
トップページにバナー広告を出しているような本部は、
月間何百、という単位の請求数とか。
それだけ、
検討する人、やりたい人が多い、ということです。
「買取FC」は数年前から、急成長してきた分野です。
最初は、「ブランド品」買取から始まり、そこに貴金属、いわゆる「金プラ」の買取が加わり、主流になり新しいFC本部もどんどん立ち上がりました。
「買取」ですから在庫リスクはなく、店舗も小規模でOKということで、
「初期投資は1ヶ月~3ヶ月で回収可能!」
なんてことをうたっている本部もあるから驚きです。
「買取FC」は竹村としては、「オススメ」したことはない業態です。
その理由は、
「同じ店舗で継続して収益をあげていくイメージ」
が持てないうからです。
他のエリアから人が集まる繁華街や一等地なら別ですが。
お客様が「リピート」することはあまり考えられない、ということです。
ただ、今まで無かったエリアにこの「買取店」ができれば、当初は確実にお客様が集まることは間違いありません。
ですから、考え様によっては、
当初の「オープン景気」で初期投資を回収してしまう、と考えれば、
その後は、それほど大きな利益を期待しなくても経営できる、
という考え方もできます。
自分で店に入るなら、大きな固定費は家賃だけですから。
「金価格の高騰」がいつまで続くか?
はわからないわけで、リスク要因ですが、
ただ、
もはや景気に関係なく「低所得者層」は増え続けると思いますので、
このような、
「お金をあげる」
というビジネスは廃れないでしょう。
このビジネスの本質はそこにあると思います。
要は、
お客様に「お金をあげる」ことで利益があがる
ビジネスだ、ということです。
多くのビジネスが、
お客様から商品やサービスを提供して「お金をもらう」ことで利益をあげるわけですが、
その「逆」のわけです。
私が関わってきたフランチャイズでは、
車買取専門店 ガリバー
や
中古ゴルフショップ ゴルフパートナー
がこれにあたります。
このような、
お客様にお金を差し上げて利益をあげるビジネスの特徴は、
意外と利益率が高い
ということです。
ちょっと誤解を招く言い方かもしれませんが、
かなり利益をいただいてもお客様から「感謝」される
ということです。
「お金をもらう」商売とは大違いです。
そこに買取商売の「強さ」がありますね。
分類上は、
お客様の「金銭的お悩み」を解決する
という商売ですから、無くなることはありません。
「質屋」は江戸時代からあるわけで。
本日はこんなところで。
世間は三連休ですね。