竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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教育における「ハイテクとハイタッチ」の成果を20年前から学ぶ

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おはようございます。竹村です。 東北の地震がまた少し気になりますね。 震度3、震度4と続いています。 何もないことを祈ります。 さて、昨日Facebookで、ヒーローズを多教室展開する、松田社長から、 少子化が進む→塾が対象年齢を広げる→講師、ノウハウ不足→映像教材の充実。 この先はどうなるか?」 という投稿がありました。 それに対して、 竹村は、 「ハイテクとハイタッチ。これは20年前から変わりません。」 とコメントしました。 これだけじゃ、わかる人にしかわからないですよね。 「教育業界」の今後を考えるには重要なポイントを含んでいると思いますので、 少し当時を振り返り解説したいと思います。 「20年前」というのは、竹村が、 株式会社ナガセ=東進ハイスクールに勤務していた時代です。 「東進衛星予備校」というFC本部で仕事をしていました。 一言で言えば、 「いかに全国に映像事業を広げるか」 という仕事です。 まず、加盟いただく学習塾を集める。 そして、次にそこに通う生徒を集める。 という事ですが、 正直、「生徒集め」には当初随分と苦労しました。 加盟校は増えたが生徒が集まらない校舎が多い・・・ そんな中、「本部」として、 コンサルティングを、ここに頼んだのです。 約1年近いプロジェクトでしたが、 これは竹村自身随分勉強bになりました。 「コンサルで成果を出す」というのはこのレベルなんだ、と実感しました。 (あとからその「コンサル料」を知り、当時は仰天しましたが。) 現状うまくいっていない(生徒が集まっていない)という状況を、 どう捉えて、どう手を打って、どう成果を上げていくか? というプロセスですね。 その時、出会ったのが、この、 「ハイテク」と「ハイタッチ」 という言葉、考え方です。 「ハイテクとハイタッチ」の融合、 というか、 「ハイテク」×「ハイタッチ」の掛け算で新しい成果が出る、 ということです。 それまで、 「映像授業じゃなかなか成果がでない」 「いい授業だが生徒は寝てしまう」 「この地域では10年早い」 というような、 ネガティブな意見が加盟校の間で、蔓延っていたわけですが、 それが一転するきっかけとなったのが、 この、 「ハイテクとハイタッチ」 だと思っています。 この発想を軸にして、 東進衛星予備校は、様々な改善策が打たれ、 そのいくつかが、確実に成果を出していきます。 その具体的なところは、 20年たった今でも「ノウハウ」のベースになっている部分があると思うので、 公開は控えます。 「びっくりするような」大金を払ってのコンサルの成果ですからね。 ただ、今回、当時のこの資料を引っ張り出してみて、改めて勉強になるところは多く驚きます。 今も重要な考え方が、当時からきちんと指摘されているんですね。 例えばこんな・・・ 50ページ近い資料ですが、 スキャナーで取り込んで「保存資料」にしました。 「20年前」に学ぶことは多かったですね。 ちなみに、竹村の「東進」時代のリアルな話は、以前メルマガで書いてますので、 興味のある方はコチラから。 FCここだけの話「東進衛星予備校」編 本日はこんなところで。
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ジョン ネズビッツ

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