教育における「ハイテクとハイタッチ」の成果を20年前から学ぶ
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。竹村です。
東北の地震がまた少し気になりますね。
震度3、震度4と続いています。
何もないことを祈ります。
さて、昨日Facebookで、ヒーローズを多教室展開する、松田社長から、
「少子化が進む→塾が対象年齢を広げる→講師、ノウハウ不足→映像教材の充実。
この先はどうなるか?」
という投稿がありました。
それに対して、
竹村は、
「ハイテクとハイタッチ。これは20年前から変わりません。」
とコメントしました。
これだけじゃ、わかる人にしかわからないですよね。
「教育業界」の今後を考えるには重要なポイントを含んでいると思いますので、
少し当時を振り返り解説したいと思います。
「20年前」というのは、竹村が、
株式会社ナガセ=東進ハイスクールに勤務していた時代です。
「東進衛星予備校」というFC本部で仕事をしていました。
一言で言えば、
「いかに全国に映像事業を広げるか」
という仕事です。
まず、加盟いただく学習塾を集める。
そして、次にそこに通う生徒を集める。
という事ですが、
正直、「生徒集め」には当初随分と苦労しました。
加盟校は増えたが生徒が集まらない校舎が多い・・・
そんな中、「本部」として、
コンサルティングを、ここに頼んだのです。
約1年近いプロジェクトでしたが、
これは竹村自身随分勉強bになりました。
「コンサルで成果を出す」というのはこのレベルなんだ、と実感しました。
(あとからその「コンサル料」を知り、当時は仰天しましたが。)
現状うまくいっていない(生徒が集まっていない)という状況を、
どう捉えて、どう手を打って、どう成果を上げていくか?
というプロセスですね。
その時、出会ったのが、この、
「ハイテク」と「ハイタッチ」
という言葉、考え方です。
「ハイテクとハイタッチ」の融合、
というか、
「ハイテク」×「ハイタッチ」の掛け算で新しい成果が出る、
ということです。
それまで、
「映像授業じゃなかなか成果がでない」
「いい授業だが生徒は寝てしまう」
「この地域では10年早い」
というような、
ネガティブな意見が加盟校の間で、蔓延っていたわけですが、
それが一転するきっかけとなったのが、
この、
「ハイテクとハイタッチ」
だと思っています。
この発想を軸にして、
東進衛星予備校は、様々な改善策が打たれ、
そのいくつかが、確実に成果を出していきます。
その具体的なところは、
20年たった今でも「ノウハウ」のベースになっている部分があると思うので、
公開は控えます。
「びっくりするような」大金を払ってのコンサルの成果ですからね。
ただ、今回、当時のこの資料を引っ張り出してみて、改めて勉強になるところは多く驚きます。
今も重要な考え方が、当時からきちんと指摘されているんですね。
例えばこんな・・・
50ページ近い資料ですが、
スキャナーで取り込んで「保存資料」にしました。
「20年前」に学ぶことは多かったですね。
ちなみに、竹村の「東進」時代のリアルな話は、以前メルマガで書いてますので、
興味のある方はコチラから。
FCここだけの話「東進衛星予備校」編
本日はこんなところで。
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