竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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働きやすさと成長性でドコモが一位???に考える~日経「NAISES」評価

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おはようございます。竹村です。 この「NAISES」の評価、というのは毎回首をひねりますね。 今回も「NTTドコモ」が一位。 >米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)iPhone(アイフォーン)の人気に押されているが、それでも国内の携帯電話市場で5割近いシェアを持つ。認知度が高く「消費者・取引先」で高得点となった~ この部分だけ読んでもオカシイ、と思うんですが・・・ そもそも、 「働きやすさ」と「成長性」 という2つの軸はなかなかかみ合うものではありません。 竹村は、サラリーマンとして3社に勤務しました。 ナガセ(東進ハイスクールベンチャー・リンク トータルサービス の3社です。 その共通項は、 フランチャイズ関連の企業であること成長志向の企業であったこと です。 実際に社員として、 「株式公開」や「東証一部への指定替え」 というステージを経験しました。 勤めていた会社が「急成長」したんですね。 で、当時の働き方を振り返って思うのですが、 見方によっては、 今言うところの「ブラック」企業並だったと思います。 いわゆる「ベンチャー企業」というのは、そこで成績を上げて「高い給料」を貰えない者からみれば、「ブラック企業」なんですね。 そんな、サラリーマン経験からはどうしても、この 「働きやすさ」と「成長性」の2軸を重視した企業評価というのは、 ???? を感じざるをえません。 そんなある意味「矛盾」した評価だから「ドコモ」が一位なのか、と妙な納得をしておきます。 これをフランチャイズに当てはめて考えると、 「取り組み容易性」と「収益率の高さ」 なんてところでしょうか? どこが一位になるでしょうか? そんなFCあるでしょうか? 誰でもできる業態であれば、そんなに儲からない、のが「理屈」です。 ただし、 「フランチャイズ起業」で考えれば、 「取り組み容易性」は個々人によって変わります。 ある方には「難しい」業態も、ある方には「そんなことはない」 ということがあるわけです。 そして、 「収益率の高さ」 は、 これこそ、 取り組む方の力量によって大きく変わってくるわけですね。 そういう意味では、 「自分ならこの業態で儲ける自信がある」 という視点でFCを選ぶ、というところにいきつくわけですね。 現在、FC検討中の方は、是非ともこの、 「自分ならこの業態で儲ける自信がある」 かどうか? を考えてみてください。 今回はこんなところで。