働きやすさと成長性でドコモが一位???に考える~日経「NAISES」評価
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。竹村です。
この「NAISES」の評価、というのは毎回首をひねりますね。
今回も「NTTドコモ」が一位。
>米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)iPhone(アイフォーン)の人気に押されているが、それでも国内の携帯電話市場で5割近いシェアを持つ。認知度が高く「消費者・取引先」で高得点となった~
この部分だけ読んでもオカシイ、と思うんですが・・・
そもそも、
「働きやすさ」と「成長性」
という2つの軸はなかなかかみ合うものではありません。
竹村は、サラリーマンとして3社に勤務しました。
ナガセ(東進ハイスクール)
ベンチャー・リンク
トータルサービス
の3社です。
その共通項は、
フランチャイズ関連の企業であること
と
成長志向の企業であったこと
です。
実際に社員として、
「株式公開」や「東証一部への指定替え」
というステージを経験しました。
勤めていた会社が「急成長」したんですね。
で、当時の働き方を振り返って思うのですが、
見方によっては、
今言うところの「ブラック」企業並だったと思います。
いわゆる「ベンチャー企業」というのは、そこで成績を上げて「高い給料」を貰えない者からみれば、「ブラック企業」なんですね。
そんな、サラリーマン経験からはどうしても、この
「働きやすさ」と「成長性」の2軸を重視した企業評価というのは、
????
を感じざるをえません。
そんなある意味「矛盾」した評価だから「ドコモ」が一位なのか、と妙な納得をしておきます。
これをフランチャイズに当てはめて考えると、
「取り組み容易性」と「収益率の高さ」
なんてところでしょうか?
どこが一位になるでしょうか?
そんなFCあるでしょうか?
誰でもできる業態であれば、そんなに儲からない、のが「理屈」です。
ただし、
「フランチャイズ起業」で考えれば、
「取り組み容易性」は個々人によって変わります。
ある方には「難しい」業態も、ある方には「そんなことはない」
ということがあるわけです。
そして、
「収益率の高さ」
は、
これこそ、
取り組む方の力量によって大きく変わってくるわけですね。
そういう意味では、
「自分ならこの業態で儲ける自信がある」
という視点でFCを選ぶ、というところにいきつくわけですね。
現在、FC検討中の方は、是非ともこの、
「自分ならこの業態で儲ける自信がある」
かどうか?
を考えてみてください。
今回はこんなところで。