竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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ロバートキヨサキ氏の倒産2回、破産1回の「金持ち哲学」とは!?

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こんにちは。竹村です。 今日から12月。 個人の仕事的には、今年の締め、というより「来年以降の仕込み」の月ですね。 細かい案件も結構ありスケジュール的にはかなり忙しいですが、 しっかりと、  緊急じゃなくて重要なこと  (7つの習慣でいう「第二領域) をしっかりやっておきたいところです。 さて、昨日面談した方から、 「ロバートキヨサキさんが破産したんですよね・・・ショックです。」 と言われました。 その方は、キヨサキさんのこの本を読み、「起業を決意」した、 ということなので、ショックなのはわかります。
金持ち父さん貧乏父さん金持ち父さん貧乏父さん
(2000/11/09)
ロバート キヨサキ、シャロン・レクター(公認会計士) 他

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恐らく「お金儲け」の神様、的に思っていたと思いますので、 その神様が「破産」だなんて・・・ このキヨサキさんの「金持ち父さん」本は、本当にファンが多く、 これまでにも「この本読んでサラリーマンをやめる、という気持ちが芽生えた」という方とは沢山お会いしました。 内容が「サラリーマン向け」に書かれていますから、 とくに説得力があるのでしょう。 「サラリーマンに起業の火をつけた」という点では、  神田昌典さん なんかと互角レベルかもしれません。 ただ、 「ロバートキヨサキさんが破産!」 という言い方には、いくつかの「誤解」があります。 まず、 今回は、「破産ではなく倒産」、 それもいくつかある会社のうちのひとつの会社、ですね。 いくつかの記事を確認しましたが、 解説としてはこの記事がわかりやすいと思います。 ロバートキヨサキに学ぶ、金持ち父さんは倒産しても大丈夫…のカラクリ 自己破産と会社の倒産は違うものです。 この記事によれば、キヨサキさんは、  自らのファイナンシャル・リテラシー を存分に発揮し、実に「上手に」会社を倒産させた、 ということもできるわけです。 ただ・・・ もう1点大きな誤解があります。 それは、ロバートキヨサキ氏は、会社の倒産は2度目、であり、 そして・・・ その前に、「自己破産」もされています。 「金持ち父さん本」が出版されてからは、この「破産」は自らの経歴からカットされています。 「サーファーの財布」をヒットさせ、そこからいくつも会社を立ち上げ成功、ということになっていますが、その間に、一度破産し、そこから「再起」しています。 Googleで昔の講演録なんかを検索すると、昔は「そこ」を語ってたことがわかります。 竹村がどうしてもロバートキヨサキ氏を、両手を上げて推薦できないのは、 この、 「経歴隠し」(そう言われても仕方ないでしょう) があるからです。 個人的には、 「破産から再起」のドラマ があるからこそ、「金持ち哲学」の厚みが増す、ような気もするのですが、どうも周りの方からするとそれは違うようなのです。 確かに、「破産したって大丈夫!何度も挑戦せよ!」 では、 少なくとも「サラリーマン」には支持されないかもしれません。 「自分が仮にゼロからやり直す」ならネットワーク・ビジネス(MLM)をやる、 と言い切る、キヨサキさんの背景には、 「破産者からの再起」 という経験からの重みがある、と竹村は思いますね。 キヨサキさんが、ネットワークビジネスをオススメする動画は、以前、このブログで取り上げましたね。 AKB前田敦子さんとMLMモナヴィーの関係とは ネットワークビジネスは、ごく一部の方を除きおすすめできませんが、この動画の中で語られる「ESBIクワドラント」の考え方は起業をしていく上で大切だと思います。 金持ち父さんの基本 本日はこんなところで。 この方は今は何をされているのか?「再再起」はあるんでしょうか? 昔はよく「選挙」にも出た方でした・・・
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