ロバートキヨサキ氏の倒産2回、破産1回の「金持ち哲学」とは!?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。竹村です。
今日から12月。
個人の仕事的には、今年の締め、というより「来年以降の仕込み」の月ですね。
細かい案件も結構ありスケジュール的にはかなり忙しいですが、
しっかりと、
緊急じゃなくて重要なこと
(7つの習慣でいう「第二領域)
をしっかりやっておきたいところです。
さて、昨日面談した方から、
「ロバートキヨサキさんが破産したんですよね・・・ショックです。」
と言われました。
その方は、キヨサキさんのこの本を読み、「起業を決意」した、
ということなので、ショックなのはわかります。
恐らく「お金儲け」の神様、的に思っていたと思いますので、
その神様が「破産」だなんて・・・
このキヨサキさんの「金持ち父さん」本は、本当にファンが多く、
これまでにも「この本読んでサラリーマンをやめる、という気持ちが芽生えた」という方とは沢山お会いしました。
内容が「サラリーマン向け」に書かれていますから、
とくに説得力があるのでしょう。
「サラリーマンに起業の火をつけた」という点では、
神田昌典さん
なんかと互角レベルかもしれません。
ただ、
「ロバートキヨサキさんが破産!」
という言い方には、いくつかの「誤解」があります。
まず、
今回は、「破産ではなく倒産」、
それもいくつかある会社のうちのひとつの会社、ですね。
いくつかの記事を確認しましたが、
解説としてはこの記事がわかりやすいと思います。
ロバートキヨサキに学ぶ、金持ち父さんは倒産しても大丈夫…のカラクリ
自己破産と会社の倒産は違うものです。
この記事によれば、キヨサキさんは、
自らのファイナンシャル・リテラシー
を存分に発揮し、実に「上手に」会社を倒産させた、
ということもできるわけです。
ただ・・・
もう1点大きな誤解があります。
それは、ロバートキヨサキ氏は、会社の倒産は2度目、であり、
そして・・・
その前に、「自己破産」もされています。
「金持ち父さん本」が出版されてからは、この「破産」は自らの経歴からカットされています。
「サーファーの財布」をヒットさせ、そこからいくつも会社を立ち上げ成功、ということになっていますが、その間に、一度破産し、そこから「再起」しています。
Googleで昔の講演録なんかを検索すると、昔は「そこ」を語ってたことがわかります。
竹村がどうしてもロバートキヨサキ氏を、両手を上げて推薦できないのは、
この、
「経歴隠し」(そう言われても仕方ないでしょう)
があるからです。
個人的には、
「破産から再起」のドラマ
があるからこそ、「金持ち哲学」の厚みが増す、ような気もするのですが、どうも周りの方からするとそれは違うようなのです。
確かに、「破産したって大丈夫!何度も挑戦せよ!」
では、
少なくとも「サラリーマン」には支持されないかもしれません。
「自分が仮にゼロからやり直す」ならネットワーク・ビジネス(MLM)をやる、
と言い切る、キヨサキさんの背景には、
「破産者からの再起」
という経験からの重みがある、と竹村は思いますね。
キヨサキさんが、ネットワークビジネスをオススメする動画は、以前、このブログで取り上げましたね。
AKB前田敦子さんとMLMモナヴィーの関係とは
ネットワークビジネスは、ごく一部の方を除きおすすめできませんが、この動画の中で語られる「ESBIクワドラント」の考え方は起業をしていく上で大切だと思います。
金持ち父さんの基本
本日はこんなところで。
この方は今は何をされているのか?「再再起」はあるんでしょうか?
昔はよく「選挙」にも出た方でした・・・
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