竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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ローソンとヤフーの提携で考える、コンビニ宅配 VS Amazonの戦い

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おはようございます。竹村です。 本日はまず、この記事でしょう。 1面トップですから。 当然の流れですね。 ローソンの新浪社長は、かなり前から、 「(コンビニの)ライバルはAmazonだ」 という発言を繰り返されたましたから。 そして、ローソンは、セブン&アイとは違い、基本的に、 「提携」「買収」 で前に進みますので、 「楽天」なり、「Yahoo!」なりと話は進んでいるのだろう、 とは考えていました。 記事には、 >総務省によると、65歳以上の人口は10年前より3割増え、共働き世帯も1割強増えている。こうした消費構造の変化を受けスーパー各社は「ネットスーパー」の展開を加速している。 とありますが、 とにかく「Amazon」の驚異が背景でしょう。 このまま、目先の「PB商品」などで、 コンビニ VS コンビニ の戦いに戦力を投下していたら、 いつの間にか 「コンビニ業界自体がAmazonに完敗した」 ということになりかねませんから。 解説記事の中の、 >客足を遠のかせているのがパソコンやスマートフォンスマホ)だろう。歴史的に見ると小売りビジネスの舞台は狭小化する傾向にある。百貨店や総合スーパー、ショッピングセンターといった大型店から専門店やコンビニ、ミニスーパーに主戦場がシフトしている。そして今や消費者は机、あるいは手のひらの上で商品を選ぶ。 傾向は今後も加速するでしょう。 「Amazon」の凄さは、 「送料無料」で玄関まで持ってきてくれることです。 「近くて便利」で競ったら、「玄関先」にはかないません。 家の前のコンビニは、アマゾンで買った商品の代金を払いに行くところ、 になりかねません。 その昔、さだまさしさんの「関白失脚」という曲に、 「買い物くらい足を動かせ・・・」 というフレーズがありましたが、 「買い物」には足は動かさずに、 Amazonでダイエットグッズを注文する、という時代なんですね。 さて、しかし、冗談ではなく、 今後日本は「足を動かせない」方というのも確実に増えていくわけです。 高齢者市場ですね。 どの側面から考えても、「宅配」というのは今後の成長確実なマーケットになります。 見方によれば、「こころ」の「訪問医療マッサージ」というのも、 「マッサージ」を宅配する、というサービスです。 そして、今後の重要な視点として、 「宅配」「訪問」で玄関、家まで入っていけるビジネスの新たなる可能性 が重要です。 ここに 「ついで」商法=アップセル のビジネスが必ず広がりますね。 そんな視点から、 ちょっと、 ヤマト運輸 と 佐川急便 なんかの今後の戦略を調べてみたいと思います。 今回はこんなところで。 こんなのが流行ってます(笑)。 クロネコ男子ではダメなんですかね? あまり「男子」がいないのか?
佐川男子佐川男子
(2012/08/11)
飛鳥新社編集部

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