ローソンとヤフーの提携で考える、コンビニ宅配 VS Amazonの戦い
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。竹村です。
本日はまず、この記事でしょう。
1面トップですから。
当然の流れですね。
ローソンの新浪社長は、かなり前から、
「(コンビニの)ライバルはAmazonだ」
という発言を繰り返されたましたから。
そして、ローソンは、セブン&アイとは違い、基本的に、
「提携」「買収」
で前に進みますので、
「楽天」なり、「Yahoo!」なりと話は進んでいるのだろう、
とは考えていました。
記事には、
>総務省によると、65歳以上の人口は10年前より3割増え、共働き世帯も1割強増えている。こうした消費構造の変化を受けスーパー各社は「ネットスーパー」の展開を加速している。
とありますが、
とにかく「Amazon」の驚異が背景でしょう。
このまま、目先の「PB商品」などで、
コンビニ VS コンビニ
の戦いに戦力を投下していたら、
いつの間にか
「コンビニ業界自体がAmazonに完敗した」
ということになりかねませんから。
解説記事の中の、
>客足を遠のかせているのがパソコンやスマートフォン(スマホ)だろう。歴史的に見ると小売りビジネスの舞台は狭小化する傾向にある。百貨店や総合スーパー、ショッピングセンターといった大型店から専門店やコンビニ、ミニスーパーに主戦場がシフトしている。そして今や消費者は机、あるいは手のひらの上で商品を選ぶ。
傾向は今後も加速するでしょう。
「Amazon」の凄さは、
「送料無料」で玄関まで持ってきてくれることです。
「近くて便利」で競ったら、「玄関先」にはかないません。
家の前のコンビニは、アマゾンで買った商品の代金を払いに行くところ、
になりかねません。
その昔、さだまさしさんの「関白失脚」という曲に、
「買い物くらい足を動かせ・・・」
というフレーズがありましたが、
「買い物」には足は動かさずに、
Amazonでダイエットグッズを注文する、という時代なんですね。
さて、しかし、冗談ではなく、
今後日本は「足を動かせない」方というのも確実に増えていくわけです。
高齢者市場ですね。
どの側面から考えても、「宅配」というのは今後の成長確実なマーケットになります。
見方によれば、「こころ」の「訪問医療マッサージ」というのも、
「マッサージ」を宅配する、というサービスです。
そして、今後の重要な視点として、
「宅配」「訪問」で玄関、家まで入っていけるビジネスの新たなる可能性
が重要です。
ここに
「ついで」商法=アップセル
のビジネスが必ず広がりますね。
そんな視点から、
ちょっと、
ヤマト運輸 と 佐川急便
なんかの今後の戦略を調べてみたいと思います。
今回はこんなところで。
こんなのが流行ってます(笑)。
クロネコ男子ではダメなんですかね?
あまり「男子」がいないのか?
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