竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
竹村義宏公式ホームページ www.fc-takemura.com



アイリスオーヤマの家電本格参入に「ピンチはチャンス」を考える

竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。竹村です。 本日の日経から注目記事をもうひとつ。 アイリス、家電本格参入 <日経デジタル記事 シャープ、パナソニックを筆頭に総崩れ、の業界で、 「来期、倍増」を目指すとのこと。 アイリスオーヤマが白物家電までやってるとは、よく知りませんでした。 先ほどの記事を意識して、「Amazon」で調べるとj結構なラインナップで、 かなり好評なようです。
アイリスオーヤマ サイクロン式 フロアブラシクリーナー(オレンジ)【掃除機】IRIS ペット用サイクロンクリーナー PCC-100CTK-Dアイリスオーヤマ サイクロン式 フロアブラシクリーナー(オレンジ)【掃除機】IRIS ペット用サイクロンクリーナー PCC-100CTK-D
()
efeel

商品詳細を見る
「ペット用」で思い出しましたが、 竹村の自宅の「猫用トイレ」はアイリスオーヤマ製ですね。
砂落としマット付脱臭ネコトイレ SN-620 ライトブラウン砂落としマット付脱臭ネコトイレ SN-620 ライトブラウン
()
アイリスオーヤマ

商品詳細を見る
確か、最初に買ったのは「ユニ・チャーム」製だったと記憶しますが、 コストパフォーマンスでこちらになったんだと思います。 「同じだし安いし」ということです。 これが、アイリスオーヤマの戦略ですね。 既にある市場、でヒットしている商品の同等機能の商品を作り、安く売る ということです。 この戦略が「家電」というみんなが「ピンチ」に陥っている業界でも、 「チャンス」に変えてしまうわけです。 これが中国メーカーの製品だと、躊躇する方が少なからずいるんですが、 「アイリスオーヤマ製」だと安心、 ということでしょうか。 アイリスも「中国製」なんですが。 記事には、 >今後、電機大手の技術者を採用し品質面などを高め、数年以内に洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどの大型家電製品の投入をねらう。 とあります。 S社やPをリストラになった方を積極採用していく、ということでしょうか。 アイリスオーヤマ社はもともと、プラスチック製品の町工場で、  家庭用の半透明収納ケース が大ヒットしたのを契機に成長した会社。 そこから、「ホームセンター」とのルートができ、 そこをうまく活用し、急成長があります。 アイリスオーヤマ大山社長が解説する「置き場と売り場の違い」 大きくなりすぎたマンモス企業が淘汰されそうな「家電」業界ですが、 変化に対応したこういう企業が市場をとっていく、という見本です。 本日はこんなところで。 「メーカーベンダー」という視点なんですね。
ピンチはビッグチャンス―メーカーベンダーの革新ピンチはビッグチャンス―メーカーベンダーの革新
(2010/07/01)
大山 健太郎

商品詳細を見る