アイリスオーヤマの家電本格参入に「ピンチはチャンス」を考える
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。竹村です。
本日の日経から注目記事をもうひとつ。
アイリス、家電本格参入 <日経デジタル記事
シャープ、パナソニックを筆頭に総崩れ、の業界で、
「来期、倍増」を目指すとのこと。
アイリスオーヤマが白物家電までやってるとは、よく知りませんでした。
先ほどの記事を意識して、「Amazon」で調べるとj結構なラインナップで、
かなり好評なようです。
「ペット用」で思い出しましたが、
竹村の自宅の「猫用トイレ」はアイリスオーヤマ製ですね。
確か、最初に買ったのは「ユニ・チャーム」製だったと記憶しますが、
コストパフォーマンスでこちらになったんだと思います。
「同じだし安いし」ということです。
これが、アイリスオーヤマの戦略ですね。
既にある市場、でヒットしている商品の同等機能の商品を作り、安く売る
ということです。
この戦略が「家電」というみんなが「ピンチ」に陥っている業界でも、
「チャンス」に変えてしまうわけです。
これが中国メーカーの製品だと、躊躇する方が少なからずいるんですが、
「アイリスオーヤマ製」だと安心、
ということでしょうか。
アイリスも「中国製」なんですが。
記事には、
>今後、電機大手の技術者を採用し品質面などを高め、数年以内に洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどの大型家電製品の投入をねらう。
とあります。
S社やPをリストラになった方を積極採用していく、ということでしょうか。
アイリスオーヤマ社はもともと、プラスチック製品の町工場で、
家庭用の半透明収納ケース
が大ヒットしたのを契機に成長した会社。
そこから、「ホームセンター」とのルートができ、
そこをうまく活用し、急成長があります。
アイリスオーヤマ大山社長が解説する「置き場と売り場の違い」
大きくなりすぎたマンモス企業が淘汰されそうな「家電」業界ですが、
変化に対応したこういう企業が市場をとっていく、という見本です。
本日はこんなところで。
「メーカーベンダー」という視点なんですね。
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