「家電業界もフランチャイズ業界も同じです」という話
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。竹村です。
昨日のアイリスオーヤマの記事が結構反響がありますね。
アイリスオーヤマの家電本格参入に「ピンチはチャンス」を考える
ひとつだけ重要なポイントで書けなかった点がありますので、補足します。
それは、
「家電業界」は誰でも参入できる業界になった
ということ、です。
要は、
どんな企業でも「家電メーカー」になれる
という事です。
以前このブログで一度取り上げあげましたが、
今年話題になったC.アンダーソン氏のこの本。
「製造業はひとりでも起業できる」
という主張がなされているわけです。
ただ、「猫のトイレ」はすぐに真似して作れても、
「家電」は、
技術がいっぱい詰まっている感じで難しいのでは?
と考えそうですが、この考え自体が「時代遅れ」になったわけですね。
「サイクロンクリーナー」はダイソン社が120点の製品を提供しているわけですが、その「技術」をマネて(もはや参考にしてというレベルでしょうか?)、半分以下の価格で80点の製品は造れる、わけです。
ダイソン社の「120点」には、
真似できないで「あろう」最後の技術
と
絶対真似できないダイソン社の理念、哲学、企業姿勢
があるわけです。
が、
沢山の消費者が「80点」の商品を、ホームセンターで更に3割引で求めるわけです。
これが「現実」です。
・・・
フランチャイズとはあまり関係ない話に思えるかもしれませんが、
実はそうでも、いや、そうではありません。
フランチャイズ業界も「同じ」です。
では、フランチャイズ業界にとって、
「技術」とは何なのか?
その「技術」に依存しているところは「ダメ」ですね。
さて、「新フランチャイズ」をもっともっと提唱して、業界を変えていきますよ。
今回はこんなところで。
本日は、午後からカンボジアセミナー。楽しみです。
大阪開催は明後日なので、まだ間に合います。
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