APカンパニー「塚田農場」が他の「産直“風”居酒屋」と違う理由、とは!?
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。竹村です。
世間はXmas3連休でしょうか。
竹村は本日はSkype面談×3です。
空き時間に動画講座「第二回」を撮ってUPしようと思います。
しかし、Skypeは便利です。facetimeでも良いのですが。
FC本部なんかは、もっとこれを上手に活用するべきだと思います。
facebookの「グループ」とSkypeの上手な活用で、
かなりレベルの「加盟者フォロー」が可能です。
逆に、そういう方向に進んでおらず、
SV部隊のロープレなんかを熱心にやっている、
というような本部はかなり心配です。
「加盟店は何を求めているのか?」
の原点から考え直すべき、と思います。
さて、本日は「東洋経済ONLINE」から、
APカンパニーの米山社長のインタビューをご紹介。
体育会系居酒屋では勝ち残れない「塚田農場」APカンパニー社長に聞く
ただの「居酒屋」ではなく、自ら「製造業」を目指している
ところがポイントです。
居酒屋を繁盛させるために、地鶏農家と提携する、という発想ではなく、
自らが「製造業」として「生産」ビジネスに踏み込む
というところが「違い」です。
「体育会的」手法で「サービスを極める」ことの限界を指摘し、
「夢とありがとうじゃ、中身がないから続かない」
とこれは、かなり練られたフレーズです。
そんな米山社長の「やり方」はこんなところにも。
少し長いですが、引用します。
<ここから>
たとえば新卒入社3年目では、宮崎の地鶏生産現場に2~3週間行って実地研修をする。地鶏は孵化から4~5カ月で出荷準備が整う。食肉処理場で、地鶏の命がわーっと途絶えて、3分間で解体されてお肉になっていく。その光景を目の当たりにすると社員は泣き出して、2~3日ぐらい放心状態になってしまう。その後、社員たちは「自分の役割は何だろう」と考えて、「最終消費者のお客様に、おいしい状態で、残さず食べていただくこと」だと気づく。
この研修風景は映像に記録し、アルバイトや新入社員に見せる。見終わった後、本人が登場し、店舗における自分たちの役割を伝える。社長の僕がこういった話をするよりも、アルバイトと年齢が近い社員が体験を伝えるほうが理解しやすいし、浸透していく。
<ここまで>
他にも、参考になるエピソードが沢山。
「外食・飲食」だけでなく、
競争の激しい業界の中で勝っていくには?
という視点で読めば、かなり参考になる部分が多いと思います。
まさに、
「違い(成功という成果)をもたらす違い」
は発想にある、ということです。
それを、米山社長は、
「脱ありきたり」
と表現しているわけです。
最後に余談ですが、
この「東洋経済ONLINE」はなかなか面白い記事が無料で読めますね。
こんなのも(笑)
AKB48のルーツは京都花街にアリ!?(上
なんとなくそこにルーツ有り、なんて思ってましたが、
大学の先生が「勉強」になるようにしっかり解説してくれています。
それぞれのメンバーが「舞妓さん」みたいなもんなんだ、
というところで浅く理解するのではなく、
「お座敷」「お茶屋」の仕組みをしっかり理解することにより、他に応用が効く「発想」が理解できますね。
本日はこんなところで。
過去にこのブログで「APカンパニー」について触れた記事です。
よろしければどうぞ。
和民250円居酒屋「旨い家」オープン!<H24.7.19記事
祝!新規上場!塚田農場のエーピーカンパニー!<H24.9.25記事
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