竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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学習塾とAmazon倉庫で「これからの仕事」について考えてみる

竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。 twitterのアカウントを復活中の竹村です。 正月中にいただいたメール、メッセージ等はほぼ返信し終えました。 昨年末のメルマガで、 まずはメールする、からでも良いので、 ネットの中で完結するのではなく、アクションを起こすこと と書いたので、この年末はメールなどが多かったです。 何でも 「素直に行動してみる」 というのは成功習慣の第一歩です。 さて、本日の日経本紙朝刊には、こんな記事が。 放課後はタブレットが「先生」 ベネッセなど動画配信 記事によれば、 >「教科書の電子化」に向けての準備が進んでいるのが追い風 とのことですが、 それがなくても、「タブレット」活用の学習教材は進むでしょう。 ただ、 見出しのとおり、 放課後はタブレットが「先生」 だから、「塾」とかは行かなくなるか? というと、それは NO ですね。 そうはなりません。 何故か?   それは記事にある、 1>いつでもどこでも、手軽に学習に利用できるのがタブレットの強み。 2>動画やアニメを多用した教材なら、児童や生徒の学習意欲をかき立てられる。 なんてほど簡単ではないからです。 勉強したくなるよような面白い教材があれば、子どもたちは進んで勉強する なんてことは絶対にありえないからです。 (実は大人でもありえない) ここまで、言い切れるのは、 竹村の 東進衛星予備校時代の経験 からです。 詳しく解説すると、重要なノウハウにつながるので、書けませんが、 あの 「衛星授業」=今はDVD授業 なら、 自宅で受講したほうが良い、少なくとも「同じ」と考えるのが普通でしょう。 しかし、「学習効果」は全く違うんdすね。 衛星放送の時代から、CS放送を利用して、自宅で受講できるコースを開設しましたが、 全くダメでした。 ビジネス的にも、実績的にも。 「教育」というのはそこが難しいのです。 だから、どんなに時代が変わっても、 とりまく技術環境が進歩しても、  「究極の学習教材」 なんてものは、絶対に生まれません。 結局は「教育」は、  人が人を伸ばす これは、いつの時代もかわりません。 その「やり方」「使う道具」が変わるだけで、 「タブレット」や「映像授業」 はその、「道具」にほかなりません。 だから、人が人を教える「塾」というのは、 絶対になくならないのです。 <関連過去記事> 教育における「ハイテクとハイタッチ」の成果を20年前から学ぶ ・・・ ちょっと力説調になったのは、理由があります。 ひとつ紹介したい動画を見たからです。 これは実は、メルマガの読者の方からの情報で知りました。 Amazonが買収した、  Kiba System という会社の「倉庫ロボット(?)」です。 ネットではそこそこ話題になっているようです。 これはちょっとビックリしますね。 実際、米国Amazonではすでにコイツが稼働中であり、 ということは、日本の市川の倉庫でも始まるのでしょう。 確かに、動きとしてはお掃除の「ルンバ」みたいなもんで、 重さに耐えればこんなロボット、というか機械、ありそうです。 ただ、 Amazonの市川の倉庫には現在2000人近くが働いているわけで、 その「アルバイト」は間違いなく要らなくなります。 これがオソロシイことですね。 マックジョブ(単純労働)ではもう稼げない!なんて騒いでる時代から、 もうそんな仕事はない時代、 簡単な仕事は外国人じゃなくて機械にとられる時代、 ですね。 「人」じゃなければできない仕事をする これが絶対に大事ですね。 技術革新し続ける「道具」で作業を効率化して、  +α 人間にしかできないことをやる この発想で生き残っていきましょう。