竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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コンビニ既存店売上減少?いや、まだまだ強いです・・・

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おはようございます。 本日は少々寝坊し猫に舐められて起こされた、竹村です。 まず、昨日facebookに投稿したネタですが・・・ この週刊誌は、1年前まで、 「年金を前倒しで貰う方法」 や 「審査に落とされない生活保護申請」 を特集していました。 それが、「いま株買わなきゃ損!」 ですから・・・ いったいどんな読者層なんだ?と疑いたくなります。 まさか、1年前に、 「生活保護だって貰えるもんなら貰わなきゃ損!」 なんて言ってた層が、 「そろそろ株だ」なんてPCに向かっているわけじゃないですよね。 今週のメルマガで書いたように、 「個別株取引」は庶民、労働者階級(笑)が参戦するものではありません。 メルマガ第162号>編集後記「株はお金持ちになってから せいぜい、インフレ対策に「投信」くらいにしときましょう。 さて、昨日、2012年の「コンビニ売上高」が発表。 コンビニ売上高0.3%減 12年既存店、たばこ不振 >既存店売上高(速報値)は前の年に比べ0.3%減 >来店客数は0.4%減 >同日発表した12年12月の既存店売上高(速報値)は前年同月比2.0%減の7248億円。7カ月連続で前年を下回った。 とだけ、見れば「既存店」の業績は厳しさを増している という解説になるかもしれませんが、 竹村的には、 デフレ不況の逆風、新店舗の大量出店の中で、 既存店の売上△0.3%、来店客数△0.4%は、むしろ、 かなり既存店が健闘 している、と思います。 何より大きな要素に、2011年は3月以降、 東日本大震災の特需 がありますから、それと比しての、この数字は、 「コンビニ全体としては飽和状態には達していない」 「むしろ、スーパー他業態からお客を吸収している」 と考えます。 ただ、 >チェーン間で顧客の奪い合いが激しくなり、下位チェーンほど落ち込んだ。 この差は開くでしょう。 関連で言えば、日経本紙朝刊の2面に、 セブンVSイオンの記事が。 PB(プライベート・ブランド)に焦点を当て、 鈴木VS岡田、両者トップによる 似て非なる「価格破壊」戦略 について、取材分析しています。 確かにこれは、「戦略」というより、「消費」というものに対する「哲学」の違いでしょう。 個人的にはやはり、「セブン」の鈴木さんの発言、舵取りに常に注目です。 セブンイレブンの個店をみれば、昨秋以降、明らかに 「お酒。、アルコール関連売り場」 の面積が広くなり、商品が充実しているのがわかります。 これは節約志向からの「家呑み」シフトなのでしょうが、 その先、の先 消費税増税時の「軽減税率」時代 を見据えたシフトですね。 今回の8%時は見送られそうですが、10%増税時には確実に施行されます。 そうなれば、 「外呑みは贅沢税を払ってる」 感が広がるのは間違いありませんので。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加しました。 なかなか「50位」以上にはならないもんですね・・・ あなたの一票をお願いしますっ。
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