竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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「ガイアの夜明け」で「俺のフレンチ」半年の進化を観る・・・

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おはようございます。 きゃりーぱみゅぱみゅさんの本名が竹村桐子だとは知りませんでした、竹村です。 今週放映された、「ガイアの夜明け」の影響か、 このところ、 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」 について聞かれます。 竹村への質問としては、 「また外食FCは盛り上がる?」 みたいな質問になりますが。 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」 仕掛けているのは、 ブックオフ創業者坂本孝さんですね。 坂本 孝という凄い男 「俺のフレンチ」で飲食業界に革命を起こす!ブックオフ創業者 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」 について行ったことない、どんな店? という方は、「ガイア」を観てもらったほうが良いですね。 (すぐ削除される思いますのでお早めに) (2、3とUPされてますのでで全編観れます) とにかく、この「業態」は、回転率と坪単価に尽きます。 何で「オマール海老」の料理が1280円で出せるか? といえば、 回転率が「4回転」近く有り、坪効率として通常の着席スタイル比で3~5倍の客数を入れられるから ですね。 商売の理屈としては当たり前な話です。 このやり方が支持される、となれば「フレンチ」でも「イタリアン」でも「割烹」でも同じように流行る わけです。 ついに、「俺のやきとり」まで・・・ 俺のやきとり(京急蒲田)<食べログ 「体感原価率100%」って表現がイイですね。 番組では、 ブックオフを退いた坂本社長が、 「なぜ飲食業なのか?」 との問いに、 「飲食業は結果が早く出るから」 と答えています。 飲食業は、 「オープン景気」があり、そこで「話題」になればすぐに「繁盛店」になります。 そこがポイント、ですね。 ただ、そこは百戦錬磨の坂本社長、 単純に、 「原価率が高い料理」を出せばお客様が驚き続ける とも考えていない感じ。 名店のシェフを好条件で引き抜いて、狭い店で「競わせる」という戦略も。 プライドと料理の技のぶつかり合いは、 まさにキッチンスタジアム状態。 CXの「アイアンシェフ」は不評で打ち切り、ですが、 リアルシェフ対決はそれなりに面白そうです。 「アイアンシェフ」3月で打ち切り決定!<ライブドアニュース 冠名の「俺の~」というのは、 各店舗のシェフが「俺の~」というプライドをもって腕を振るう、 という意味だったんですね。 さて、こんな「繁盛店」も続々出来てきて、 「外食店」は再び盛り上がるか? 安倍バブルに乗っかって、「外食バブル」も来るのか? ですが・・・ 中小企業が「交際費」を上限なしに使えるようになるので、 (利益を出すなら接待で使え!ということ!!!) その需要は確実に拡がるでしょう。 めっきり減っていた、領収証をきって飲み食いするお客様が増える、ということです。 ただ、マトモな方はそういう「特需」も1年、2年と考えると思いますので、 「外食店」といっても、やはり  初期投資は小さく、回収の早い店 という流れが強いでしょう。 考えてみれば、坂本社長の出している「俺の~」業態もそんな店ですから。 銀座に「接待専用」の超大箱エンターテインメント店、等期待したいところですが。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
人気ブログランキングへ マスコミ露出は多いですが、意外と「本」はない、坂本社長です。。。
ブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語るブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語る
(2003/03/03)
坂本 孝、松本 和那 他

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