竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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会社の生存率5年後15%は本当か!?FC起業の成功率は!?

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おはようございます。 年間結婚数66万組、その1/4は再婚、竹村です。 今日は日経本紙朝刊の社説が、「起業」! >1年間に新規に生まれる企業の数を全企業数で割った開業率も、米英が10%を超えているのに対し、日本は5%程度にとどまる。 実は、これでも「開業率」は伸びているのです。 とくに、2006年に施行された「新会社法」により、会社をつくることは簡単になりました。 ただ、その分、会社を続けることは難しくなった、という関係になっています。 これは「相関関係」として仕方ない、部分はあります。 要は、練習をしないでバッターボックスに入るバッターが増えている、わけですから。 ですから、「開業率」と同時に「廃業率」、もデータとしては大事、なわけです。 ちなみに日本では1980年台以来「開業率」が「廃業率」を上回ったことはありません。 設立される会社の数より、廃業する会社の方が多い、ということで会社の数は減っているわけです。 ここで少々前に話題になった、「会社の生存率」という数字。 起業するうえで知っておいたほうが良いと思います。 実は、会社の「生存」に関してはいくつかのとらえ方があり、一番厳しいデータがこれ。 設立5年の生存率は15%       10年で6% これは、税務署調べの統計を「ベンチャー通信」という雑誌が記事として発表したもの。 会社の生存率 いや~厳しいですね。これじゃ起業する人がいなくなります。 数年前にこのデータを知ったとき、正直流石にそれはないだろう、と思い、周囲にヒアリングした記憶があります。 竹村のまわりで起業した人間が流石に5年経って15%しか会社をやれていない、ということはないだろう、と思って。 ところが調べると、結構、存続はしているが、最初の事業は軌道にのらず、2年で新しい会社を再度つくってやっている、とか、現在本業の1社の他に、事業をやりかけてつくったが結局やらなくて休眠状態の会社が2社ある、とか、なるほど、という実態がわかってきました。 で、あくまで「感覚的」にいうと、起業した会社が5年後に存続している確率は30%~35%程度ではないでしょうか。 指折り数えてみても、やはりそんなところかな、と思います。 で、そう考えると「フランチャイズ起業」というのはやはり「率」的に、生き残る確率は間違いなく高いと思います。 契約期間が5年というFCは多いですが、流石に5年たったら2/3のオーナーは廃業してます、というところは多くはないでしょう。 だいたい、「7割」程度が、FCオーナーの5年後の生存率、だと思います。 これは、「いい本部」から「ダメ本部」まで全部入れての感覚値、です。 ただ、「7割」ではダメなんで、 「10割」を目指して「9割」を達成しよう というのが竹村の仕事です。 最後に、日経の社説、最後のワンフレーズがイイですね。 >急成長企業がつまずくと、「それ見たことか」とばかりに批判する世間の風潮も改めないといけない。 ホリエモンもいくつかの問題はあったのかもしれませんが、イエローカードを出しながら、スルーしてプレーを続けさせるべきだった、と今でも強く思いますね。 そろそろシャバに出てくる日が近づいてますね。 もう宇宙開発しかやらない、なんて嘯いてますがそんなことはないだろう、とちょっと期待しています。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
人気ブログランキングへ この方は世の常識、色眼鏡をぶっ壊して物事の「本質」をとらえてオーバーに言う、という人だったので、いまでも通用する「起業論」です。ブックオフ100円コーナーで是非。
堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方
(2004/08/31)
堀江 貴文

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