会社の生存率5年後15%は本当か!?FC起業の成功率は!?
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。
年間結婚数66万組、その1/4は再婚、竹村です。
今日は日経本紙朝刊の社説が、「起業」!
>1年間に新規に生まれる企業の数を全企業数で割った開業率も、米英が10%を超えているのに対し、日本は5%程度にとどまる。
実は、これでも「開業率」は伸びているのです。
とくに、2006年に施行された「新会社法」により、会社をつくることは簡単になりました。
ただ、その分、会社を続けることは難しくなった、という関係になっています。
これは「相関関係」として仕方ない、部分はあります。
要は、練習をしないでバッターボックスに入るバッターが増えている、わけですから。
ですから、「開業率」と同時に「廃業率」、もデータとしては大事、なわけです。
ちなみに日本では1980年台以来「開業率」が「廃業率」を上回ったことはありません。
設立される会社の数より、廃業する会社の方が多い、ということで会社の数は減っているわけです。
ここで少々前に話題になった、「会社の生存率」という数字。
起業するうえで知っておいたほうが良いと思います。
実は、会社の「生存」に関してはいくつかのとらえ方があり、一番厳しいデータがこれ。
設立5年の生存率は15%
10年で6%
これは、税務署調べの統計を「ベンチャー通信」という雑誌が記事として発表したもの。
会社の生存率
いや~厳しいですね。これじゃ起業する人がいなくなります。
数年前にこのデータを知ったとき、正直流石にそれはないだろう、と思い、周囲にヒアリングした記憶があります。
竹村のまわりで起業した人間が流石に5年経って15%しか会社をやれていない、ということはないだろう、と思って。
ところが調べると、結構、存続はしているが、最初の事業は軌道にのらず、2年で新しい会社を再度つくってやっている、とか、現在本業の1社の他に、事業をやりかけてつくったが結局やらなくて休眠状態の会社が2社ある、とか、なるほど、という実態がわかってきました。
で、あくまで「感覚的」にいうと、起業した会社が5年後に存続している確率は30%~35%程度ではないでしょうか。
指折り数えてみても、やはりそんなところかな、と思います。
で、そう考えると「フランチャイズ起業」というのはやはり「率」的に、生き残る確率は間違いなく高いと思います。
契約期間が5年というFCは多いですが、流石に5年たったら2/3のオーナーは廃業してます、というところは多くはないでしょう。
だいたい、「7割」程度が、FCオーナーの5年後の生存率、だと思います。
これは、「いい本部」から「ダメ本部」まで全部入れての感覚値、です。
ただ、「7割」ではダメなんで、
「10割」を目指して「9割」を達成しよう
というのが竹村の仕事です。
最後に、日経の社説、最後のワンフレーズがイイですね。
>急成長企業がつまずくと、「それ見たことか」とばかりに批判する世間の風潮も改めないといけない。
ホリエモンもいくつかの問題はあったのかもしれませんが、イエローカードを出しながら、スルーしてプレーを続けさせるべきだった、と今でも強く思いますね。
そろそろシャバに出てくる日が近づいてますね。
もう宇宙開発しかやらない、なんて嘯いてますがそんなことはないだろう、とちょっと期待しています。
本日はこんなところで。
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