秀英予備校が映像授業で「id予備校」~FC化も視野
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんばんは。
こないだ正月だと思ったらもう3月、竹村です。
本日は予定が立て込んで、ブログのUPが遅くなってしまいました。
いくつかニュースがあるようですが、取り急ぎコレを。
「フランチャイズ展開も計画」とありますので。
秀英予備校、映像学習 スマホに対応 実施校舎、来春100以上に
「id予備校」ですか・・・要は画面を使った「映像授業」、
東進衛星予備校と同じ路線ですね。
>塾同士の競争が激しくなるなか、低料金などをアピールして生徒獲得につなげる。
これだけでは厳しいと思いますが、
>夏には授業映像をスマホやタブレット(多機能携帯端末)でも視聴できるようにする。
これは新しいといえば新しい。
ただ同じ授業をスマホで見れるだけ、ではあまり拡がらないでしょう。
ダウンロードした授業がスマホで見れれば、ごく一部の電車での通学時間が長い生徒は喜ぶかもしれませんが、実は電車の中は「英単語」等をやった方が良い空間です。
>iD予備校は集団授業に比べて正社員の教師を減らせる。授業料も割安に設定できるため、生徒数が増加傾向にある。
こういう視点から入っていると厳しいと思います。
>iD予備校のフランチャイズチェーン(FC)展開も計画しており、収益力向上の核に据える。
簡単にFC化を考えるのは危険です。
どうも、こう見てくると、この「記事」の「書き方」が良くないのかもしれません。
秀英予備校が上場企業なだけに「収益面」視点の言い回しが多い。
もっと別の情報もあるはずだと思うのでウォッチしていきたいと思います。
ズバリ言って、こういうタイプの教室が成功するか否かは、
「映像授業を使って成績を上げさせる指導ノウハウ」
を有しているか、どうかです。
「映像授業」だけで成果が出る生徒はごく一部です。
「映像授業」プラスα、というか「α」が無ければ授業の成果はなかなか出ないのです。
そのへんいついて、以前このブログで書きました。
竹村の東進時代の経験からの話です。
教育における「ハイテクとハイタッチ」の成果を20年前から学ぶ
「東進」に興味のある方は、下のリンクから以前メルマガで連載した、
「FCここだけの話~東進衛星予備校編」を読んでみて下さい。
(全9回 なので長いです。)
FCここだけの話~東進衛星予備校編<メルマガ連載より
勤めた人間しか書けない、役立つ裏話を書いています。
本日はこんなところで。
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