竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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ファミマとヒグチ!?コンビニはもはや「何と組み合わせても」イケそうという話

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おはようございます。 円がついに98円!これは105円くらいまでありますね、竹村です。 どれだけの人が「円安が本当いいのか?」はわかってない気がしますが、とにかく「円安=株高」。同じく「物価が上がることが何故いいのか?」もわかってませんが、とにかく、デフレ脱却! 本当に「気分」の問題なんですね。 なので、本日の日経本紙朝刊の「春秋」はイイこと書いてます。

自分のふところ具合は相変わらずだけど、周りから景気のいい話が聞こえてくるので安倍政権を評価する、という人もいるだろう。少なくとも野田政権に比べ市場に好かれている、とはいえる。

そりゃそうです。 野田さんが「解散」宣言した時点から株価はなんと「48%」上昇したんですから。

改めて感じ入るのは、景気という言葉の味わい深さだ。分解してみれば景色の「景」と気分の「気」。要するに見た目と心持ちの組み合わせだ。経済学でいう「期待」という言葉にどこか通じている気がする。とすれば、株高が「期待外れ」に終わった場合の反動が気になる。こんな不安もやはり、景気の一部なのだろう。

景色の「景」と気分の「気」。見た目と心持ちの組み合わせ。 これは覚えておいて良いでしょう。 こういうと、「実体経済はどうなんだよ」という議論があるわけですが、経済は実体経済と「金融経済」と両輪ですね。そして「金融経済」を象徴するのが「株価」。株価は「先読み」「予測」であり、それには「気分」的な要素は大いに関係します。 だから、「周りの景色とそこからの気分」は大切ですね。 たとえ自分の懐が寂しくても、ということです。 さて、本日の新聞からFC関連はこれ、ですが… ファミマ、コンビニ+ドラッグ店拡大 来年度末200店出店、4社とFC契約 来年度末、200店ですか… コンビニ差別化の中で、当然の動き、なのですが、過去には約2年前にローソンとマツモトキヨシが業務提携し複合店舗を出していく、と大きな計画をぶち上げましたが、テスト店の業績は良くなく、風船はしぼんだ感じ。 確かにコンビニで薬が買えたら「便利」、とは誰もが考えるでしょうが、夜中に急に熱が出て解熱剤が欲しい、なんてケースは、よく考えればそんなにあるわけないのです。 そういう事はほとんどない、という人も多いでしょうし、「結構ある」という人はドラックストアで買って「常備」しておくでしょう。 ですから、コンビニでバ○ァリンを置いても、コン○ームくらいにしか売れない、と思います。 むしろ、「高額なドリンク剤」なんかをそれなりの価格で売れれば、利益率も高く、収益には貢献すると思います。 もはや、「コンビニ」というのは  何と組み合わせても イケそう、なのです。 そういう地域密着のインフラになりつつある。 例えば、竹村の「オススメFC」の中で考えても、 コンビニの二階に「塾」があれば夜でも明るくて子どもたちが安全でいい、生徒たちも塾で色々買うだろう、 とか、 コンビニの横に「コインランドリー」が設置されていれば、すごく便利、 とか ・・・ なので、色々提携話が持ち込まれるでしょう。 そしてコンビニ側も「差別化」を求めている。 いわゆる、可能性に満ちた「WIN-WIN」話ばかりでしょう。 ただ、提案時点の「WIN-WIN」から、本当の「WIN-WIN」を軌道に乗せるのは、かなりの至難の業である、ということは実業をやっている方は理解しているはず。 簡単ではないですが、「トライアルアンドエラー」の中で、コンビニに「新しい付加価値」が生まれることを期待します。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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(2010/03)
松村 清

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