塾業界も「オープン景気」!?古い塾が新しい塾に変わる「小さな再編」とは
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。
「消費税還元セール規制法案」、そりゃ柳井さんは怒りますよね、竹村です。
「物価を上げるためには泥棒以外何でもやる」感じになってきました。
250円の牛丼食べながら、「物価よ上がれ!」と拍手するのもおかしな感覚ですが、深くは考えないのが「世論」というものでもありますね。
さて、昨日は昼飯、夜飯とも「塾業界」をよく知る「事情通」と会食をさせていただきました。
これは「夜」、照明は妖しく、料理は美味しい。そして話はDEEP、です。御馳走様でした。
そこで共通して聞いた話、は
「元気にない塾が多い、とくに長年やっている個人塾が非常に厳しい、廃業も多い」
というもの。
竹村は「ヒーローズ」を中心にみていると、けっして、
生徒が集まりにくくなっている
という感じはしないのですが、一方では、という話です。
しかし、逆に考えれば、
「元気の無い塾、辞めそうな塾、辞める塾」
があるから、
「新しいキレイで元気な塾」
ができると生徒が集まるわけです。
「飲食店」には「オープン景気」があると言われます。
代表的なのは「ラーメン屋」とかですが、
新しい店がオープンした
というと、まず入ってみる、というお客様が多い。
だから開業当初は売上がいちばん上がる、のです。
それが「オープン景気」。
で、「学習塾」というのも、小さな「オープン景気」というのがあるのかも、と思えてきました。
「伝統のある塾塾」
と
「新しい塾」
と二つを比べて、後者を選ぶ生徒、父兄が多い、ということは事実。
少なくとも、
「長くやっている塾、ベテランの先生だから安心」
と思う人は少ない。
逆に、
「新しい塾、若い先生だから不安」
と思う方も多くない、わけですね。
飲食における「オープン景気」とまではいかないまでも、
「新しくできた塾」
というのが悪い印象を持たれない、というのはこれから塾を始める方にとっては大きくプラス、です。
そういう視点で街を見渡せば、
確かに、
「元気の無い塾、辞めそうな塾」
というのは数多い。
そして、そこにも20人位の生徒が通っていたりするわけです。
近くに「新しい元気な塾」ができれば、そういう生徒が、「塾を移る」わけですね。
学習塾業界は大手の「再編」などが話題になりますが、「地域」においては、こういう
古い塾が新しい塾に変わる
という新陳代謝的「再編」が行われているわけです。
実は、本日はもうひとつ、
学習塾の生徒集めというのは「局地戦」である
という話もしたかったのですが、長くなりましたので、また別の機会に。
本日はこんなところで。
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