フランチャイズにおける加盟店「格差」の本当の意味とは!?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
猪瀬都知事の失言(?)の誤解はといてもらいたい、竹村です。
何としてもリオの次は東京で、と思ってますので、こんなことでガタガタされては困ります。
猪瀬さんこそ誰より「東京招致」について考えていると思いますし、「感情」よりは「と論理型」の人ですので、マイナスになる発言などするわけない、と思うのですが、石原さんのもとで何年もやってると、「挑発的」なインコースギリギリ発言、も覚えるのか!?と少し心配です。
さて、飛び石GWの中3日、ですね。
やはり1/3くらい連休ムードが漂ってる感じで、新聞も新着ニュースより解説的記事が多い感じ。
こんなのですね。
左上の折れ線グラフを見れば、安倍さんの功績として、
円安にして株高にした
ということは間違いない。
そして、これで「景気が良くなりそうな雰囲気」になった、とこまでは事実ですね。
あと、竹村的には、
世の中が「アベノミクス」を支持することによって、
「格差!格差!!格差!!!」
と言わなくなったことはイイコト、ではないでしょうか。
本来、「株」なんてものは「金持ち有利」の最たるもので、株が上がれば上がるほど金持ちとビンボー人の「格差」は開いていくにきまってるのですが、何故か株が上がればビンボー人まで明るくなるムード。
変といえば変ですが、「明るくなる」ので良しとしましょう。
で、今日は「格差」についてちょっと書きたいですね。
先程、アベノミクスによって「格差」問題からスポットがずれているのは良いことだ、と書きましたが、竹村としては、
「格差がない社会」が良い社会
だなんてこれっぽっちも思っていません。
物事を行ったら何でも「差」がつくので、「人生」だって「差」がつくのです。
適性もあり、努力もあり、長期的には「考え方」で差がつきます。
フランチャイズで考えてみましょう。
よく、「誰でも平均的に儲かるランチャイズは?」的質問がありますが、そんなものはありません。
感覚的に「あるわけない」と感じなければなりません。
同じフランチャイズの商売をやっても、「誰がどうやるか」によって「差」がつくのです。
で、フランチャイズにおいては、この「差」こそ大事、極めて大事、なんですね。
なぜなら、「同じ商売をやって上手く行く人」の商売のやり方を全員で共有していくのが、フランチャイズですから。
だからこそ、この「差」はある意味、あればあるだけ良い、わけです。
よく加盟検討の際に、
「そんなスーパースターみたいな方の実績は関係ないので、平均、標準な方の実績を教えてくれ」
という事を言われます。
気持ちはわかりますが、間違っています。
まず、あなたが「平均的・標準的」である保証はどこにもないからです。
パーティーに参加して、
「平均的な人はどの程度モテますか?」
なんて意味ないのと一緒です。
モテるかモテないかは、「お前」次第なのです。
そんな「平均・標準」より、フランチャイズにおいては、
「スーパースターの実績」
こそ重要なのです。
突出したトップランナーが直営を上回るような実績をたたき出して、そのノウハウが共有され、FC全体がレベルアップしていく、というのが、正しいフランチャイズの姿、です。
そういう意味で、
全体の実績があまり差のないFCより、
実績に「格差」のあるFCの方が、
これから成長する可能性が高いのです。
もちろん、本部がそのトップランナーの実績を全体で共有できるノウハウにする、力を持っているのが前提ですが。
フランチャイズにおいて加盟店間の「格差」があることは良いことである
というのはそういう意味です。
逆説的に聞こえますが、「本質」です。
長くなりましたが、「格差」ということについて、もう少しだけ。
この「格差問題」というのは、小泉首相時代の「規制緩和」によって出てきたみたいな認識を持ってる方も多いですが、それは若干違いますね。
「格差問題」というのは常にあるのです。
80年代バブルの好景気にも「格差」はありました。
それはこんな風に表現されていたわけです。
流行語にもなった、
「マル金・マルビ」
ですね。
当時は「格差問題」をこんな風に「笑えた」ということですが。
同じ「職業」についても、同じ「結婚」をしても、その人の「考え方」次第で、10年後、20年後には大きく「格差」がつく。
それを、(故)渡辺和博さんが見事に表現したのが、「マル金・マルビ」です。
これは当時の「月刊PLAYBOY」の記事で、
これからやってくる、「金融大革命」
でも「マル金」と「マルビ」の差がつくよ、という話ですが、今読むと結構な気づきがありますね。
やはり、当時「バブル」なんて言葉はどこにも使われてません。
取引高 1京円 !!!
でもバブルじゃない、と思ってたんですね。
とはいうものの、この特集のサブタイトルは、
「渡辺和博の平成金融マフィアへの誘い」
になってますから、「異常臭は国民の中にあったのでしょう。
この「4つの龍」も今思えば・・・
2番目の龍は「山一」ですから。
この時、誰も「山一倒産」なんて考えてません。
昇龍ですから。
そしてこのイラストで注目すべきは、オヤジが、
ファミコン・トレード
してることですね。
これが、現在のネット証券、デイトレードにつながっていくんです。
いや~、こんな風に昔の記事を読むのはホント、発見がありますね。
ということで、ここまできたら、長々と読んでいただいたお礼に、同じ雑誌に載っていたこんなグラビアも発見したので、サービス!で。
素晴らしい。
とても素晴らしい。
本日はこんなところで。
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