竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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フランチャイズにおける加盟店「格差」の本当の意味とは!?

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こんにちは。 猪瀬都知事の失言(?)の誤解はといてもらいたい、竹村です。 何としてもリオの次は東京で、と思ってますので、こんなことでガタガタされては困ります。 猪瀬さんこそ誰より「東京招致」について考えていると思いますし、「感情」よりは「と論理型」の人ですので、マイナスになる発言などするわけない、と思うのですが、石原さんのもとで何年もやってると、「挑発的」なインコースギリギリ発言、も覚えるのか!?と少し心配です。 さて、飛び石GWの中3日、ですね。 やはり1/3くらい連休ムードが漂ってる感じで、新聞も新着ニュースより解説的記事が多い感じ。 こんなのですね。 左上の折れ線グラフを見れば、安倍さんの功績として、 円安にして株高にした ということは間違いない。 そして、これで「景気が良くなりそうな雰囲気」になった、とこまでは事実ですね。 あと、竹村的には、 世の中が「アベノミクス」を支持することによって、 「格差!格差!!格差!!!」 と言わなくなったことはイイコト、ではないでしょうか。 本来、「株」なんてものは「金持ち有利」の最たるもので、株が上がれば上がるほど金持ちとビンボー人の「格差」は開いていくにきまってるのですが、何故か株が上がればビンボー人まで明るくなるムード。 変といえば変ですが、「明るくなる」ので良しとしましょう。 で、今日は「格差」についてちょっと書きたいですね。 先程、アベノミクスによって「格差」問題からスポットがずれているのは良いことだ、と書きましたが、竹村としては、 「格差がない社会」が良い社会 だなんてこれっぽっちも思っていません。 物事を行ったら何でも「差」がつくので、「人生」だって「差」がつくのです。 適性もあり、努力もあり、長期的には「考え方」で差がつきます。 フランチャイズで考えてみましょう。 よく、「誰でも平均的に儲かるランチャイズは?」的質問がありますが、そんなものはありません。 感覚的に「あるわけない」と感じなければなりません。 同じフランチャイズの商売をやっても、「誰がどうやるか」によって「差」がつくのです。 で、フランチャイズにおいては、この「差」こそ大事、極めて大事、なんですね。 なぜなら、「同じ商売をやって上手く行く人」の商売のやり方を全員で共有していくのが、フランチャイズですから。 だからこそ、この「差」はある意味、あればあるだけ良い、わけです。 よく加盟検討の際に、 「そんなスーパースターみたいな方の実績は関係ないので、平均、標準な方の実績を教えてくれ」 という事を言われます。 気持ちはわかりますが、間違っています。 まず、あなたが「平均的・標準的」である保証はどこにもないからです。 パーティーに参加して、 「平均的な人はどの程度モテますか?」 なんて意味ないのと一緒です。 モテるかモテないかは、「お前」次第なのです。 そんな「平均・標準」より、フランチャイズにおいては、 「スーパースターの実績」 こそ重要なのです。 突出したトップランナーが直営を上回るような実績をたたき出して、そのノウハウが共有され、FC全体がレベルアップしていく、というのが、正しいフランチャイズの姿、です。 そういう意味で、  全体の実績があまり差のないFCより、  実績に「格差」のあるFCの方が、 これから成長する可能性が高いのです。 もちろん、本部がそのトップランナーの実績を全体で共有できるノウハウにする、力を持っているのが前提ですが。 フランチャイズにおいて加盟店間の「格差」があることは良いことである というのはそういう意味です。 逆説的に聞こえますが、「本質」です。 長くなりましたが、「格差」ということについて、もう少しだけ。 この「格差問題」というのは、小泉首相時代の「規制緩和」によって出てきたみたいな認識を持ってる方も多いですが、それは若干違いますね。 「格差問題」というのは常にあるのです。 80年代バブルの好景気にも「格差」はありました。 それはこんな風に表現されていたわけです。 流行語にもなった、 マル金マルビ ですね。 当時は「格差問題」をこんな風に「笑えた」ということですが。 同じ「職業」についても、同じ「結婚」をしても、その人の「考え方」次第で、10年後、20年後には大きく「格差」がつく。 それを、(故)渡辺和博さんが見事に表現したのが、「マル金マルビ」です。 これは当時の「月刊PLAYBOY」の記事で、 これからやってくる、「金融大革命」 でも「マル金」と「マルビ」の差がつくよ、という話ですが、今読むと結構な気づきがありますね。 やはり、当時「バブル」なんて言葉はどこにも使われてません。 取引高 1京円 !!! でもバブルじゃない、と思ってたんですね。 とはいうものの、この特集のサブタイトルは、 「渡辺和博の平成金融マフィアへの誘い」 になってますから、「異常臭は国民の中にあったのでしょう。 この「4つの龍」も今思えば・・・ 2番目の龍は「山一」ですから。 この時、誰も「山一倒産」なんて考えてません。 昇龍ですから。 そしてこのイラストで注目すべきは、オヤジが、 ファミコン・トレード してることですね。 これが、現在のネット証券、デイトレードにつながっていくんです。 いや~、こんな風に昔の記事を読むのはホント、発見がありますね。 ということで、ここまできたら、長々と読んでいただいたお礼に、同じ雑誌に載っていたこんなグラビアも発見したので、サービス!で。 素晴らしい。 とても素晴らしい。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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森高千里としか言えない森高千里としか言えない
(2012/12/20)
小貫 信昭

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