輸入食材高騰、大手続々参入の宅配市場、そして「カリスマ経営者」とは?
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。
キリン「澄みきり」宣伝が立派すぎて発泡酒だと思いませんでした、竹村です。
さて、本日はまずこのニュース。
ゼンショHD、前期営業益3割減 原材料の高騰響く
前から指摘してますが、「円安」で良い業界ばかりではなく、「飲食業界」は仕入れ価格の原価UPの逆風をモロに受けます。
今期の外食業界は、仕入れ価格の上昇を、消費意欲回復による売上増でどこまで飲み込めるか?の競争です。
今朝のNHKテレビ、おはよう日本で、ローソンが、
この(輸入食材高等の)逆風を利用して「国内材料使用」の流れをつくり消費者に訴えたい
と話してましたが、それで「価格」をどこまで押さえ込めるか?です。
そしてもうひとつ。
高齢者向け弁当宅配、参入相次ぐ 大手飲食関連企業
「銀のさら」だってそりゃ、参入しますよね。
ここは「寿司屋」じゃなくて、「宅配屋」なんですから。
銀のお弁当
「高齢者」も「宅配」も今後伸びるマーケットであることは誰もがみとめていて、その2つの「掛け算」なんですから、「大手」がタイミングを測って参入するのは当たり前、です。
ここは、「早めに参入してノウハウとルートを作った」先行組、と後からお金にものを言わせて参入する後発組の戦いはいかに?というところ。
個人的には先行組FCだった「宅配クイック123」を買収したファミマの動きが気になります。
ノウハウ☓拠点数☓企業力
ということで。
さて、昨日ユニクロの記事で、柳井さんのあまりの「ワンマン経営」に着いて行けなくて早期退職した方のコメントを新聞記事から紹介したわけですが。
ユニクロの試練から「正社員保護」の限界を考える
書いた後、自分がサラリーマンとして勤めいてきた3社のトップを思い返しましたね。
新卒で入った東進ハイスクール(ナガセ)。
ここはまさに強力なリーダーシップを持った経営者の「ワンマン企業」でした。
次に転職した、ベンチャーリンクは、
やはり神様的創業者がリーダーシップを発揮しているのですが、ナガセとは全く違う。下からモノが言える文化があり、ワンマン経営には少なくとも見えません。
そして最後に勤めた、トータルサービス。
これまたカリスマ創業者が社員の自律と責任を絶妙にコントロールしている、自由で厳しい経営。
ん~ん。
基本的に3社とも大企業ではなく「ベンチャー」企業でしたから、ハードワークでしたが、そのハードさは一見かなり違う。
良くそういうところの「社長」はコワイですか?なんて聞かれますが、
ナガセの社長は「コワく」、
ベンチャーリンクは「実はオソロしく」、
トータルサービスは「厳しい」
という感じ。
全く異なったマネジメントスタイルを学びました。
その辺が現在の竹村が「新フランチャイズ」を考える原点、「にもなっているわけですが、詳しくは今週のメルマガでやりたいと思います。
本日はこんなところで。
これから横浜で経営者勉強会、午後はカンボジアセミナーです。
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