竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界25年これまで30を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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ミクシィ笠原社長退任に「自己完結型」とフランチャイズの関係を考える

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こんにちは。 昨日は昼夜とハンバーグを食べました、竹村です さて、昨日書いた週刊現代はまぁ、許すとしても、このニュースは少々許せませんね。 浜田参与:2%物価目標は「補助的」目標、雇用と生産が大事 見た目は好々爺といった感じの浜田さんですが、「学問」の世界で功績にある方なんですから、もう少し自分の「言説」に責任をもってもらわないと… とくに、今の立場は単に「学者」としての発言ではないわけですから。 このブログやメルマガで何度か書いたとおり、「これまでの歴史・常識」から「学問的」に考えたら、誰がどう計算しても、「物価2%の上昇」をターゲットにする、なんて「無理」なわけです。 ただそれを、「いや、できる!」と唱える方がいて、それを支持する方がいて、雰囲気が変わり景気がいい方に動く。その動きの中で、新展開が起こる。結果「物価2%上昇」なんて無理だったが、アベノミクスのおかげで流れが変わった、みたいな流れを期待していたわけですが、こうも簡単に「中折れ」されると… 「雇用と生産が大事」なんて「健康が大切だ」みたいな話で、それをどうやってやるか、という話でしょう。 で、本日は少し古くなりましたが、この記事に触れておきます。 ミクシィ社長「孤独」な退任 起業家の旬 チームが延ばす ミクシィ創業者の笠原さんの記事ですが、やはり、

「(06年に)上場してから満足できる瞬間は多くなかった」

という言葉は重いですね。

 「ひとりで何でもできるわけではない。ナンバー2、3が必要だが見当たらない」。学生時代から笠原氏のことを知るIT(情報技術)経営者は心配していた。人と人をつなぐサービスで脚光を浴びた起業家が「孤独」だったとすれば皮肉だ。

上の引用のとおりなんでしょう。 要は、笠原さんというのは極めて「自己完結型」なタイプなんでしょう。 優秀で自分でなんでもできる、というか「自分一人でやる」局面で超人的パワーを発揮される方なのだと思います。 ただ、どれだけ超人的パワー、といってもビジネスにおいては「文殊の知恵」にかなわないということです。 このブログでも何度か紹介した、「集合天才」という考え方の大切さを改めて思います。 「集合天才」とは、 個人の経験を全体のものとし、全体の力を個人に結集して、創造的活動を行う「集合天才」になろう という考え方ですね。 これこそ、フランチャイズで成功していくための外せない考え方のひとつです。 これが鮮明にイメージできる方はフランチャイズで成功しやすいです。 一方で、ミクシィの笠原さんのような「自己完結型」タイプの方は、なかなかっそういうイメージがつきにくいのでは?と思います。 スポーツで言えば、個人戦向き、団体戦向きというのがあって、フランチャイズ、というかビジネスの殆どはやはり「団体戦」の要素が強いのです。 そんなこと昔書きましたね。 「団体戦のチーム力」とフランチャイズの強さの関係とは 以上、ミクシィの笠原さんの社長退任を「フランチャイズ」という視点からみると、という話でした。 あと、最後に本日日経本紙朝刊のこの記事はイイですね。 高齢化、需給両面で対応を リチャード・クーパー ハーバード大学教授 少し引用しますが、

日本は高齢化で世界の先頭を走っている。全国民を年齢の若い順に並べたときの中央値(メジアン)は2010年に44.6歳だった。2040年までには80歳以上の人が大幅に増えるため、中央値は54歳を上回る見通しである。日本は労働力人口の長期的減少を経験する最初の近代社会であり、このような経済をどのように運営すべきか、誰も経験を持ち合わせていない。  ただし、日本以外にも多くの国で、出生率が大幅に上昇しない限り今後20~30年の間にこの現象はもっと広がるだろう。とくに欧州と東アジアでその可能性が高い。日本の経済運営は先行事例として、善きにつけあしきにつけ他国が学ぶ対象となる。

この視点は非常に大切だと思います。 「高齢化」は大きな「課題」ですが、その中での経済活動からいくつかの成功事例が出せれば、今後「世界に通用するモデル」になる、ということです。 全世界が日本を追いかけて「高齢化」していくわけですから。

若年層からの需要が減る一方で、高齢層からの需要は増えるか、少なくとも需要構造が変化するだろう。人口の高齢化とともに、医療や高齢者向けホスピスの需要が高まることはあらためて言うまでもない。  健康な人も、退職後には旅行、娯楽、教養、伝統工芸など余暇時間に新たな活動を始めるものだ。こうした新たな需要への適応は、個人にとって意味がある以上に、経済全体にとって価値がある。たとえ全体としての成長率は下がるとしても、3本目の矢はこうした新たな需要の創出をめざすべきである。

まさにそのとおり。 そういう意味からすれば、フランチャイズにおいてこのチェーンの成功は大きいですね。 「カーブス」FCの成功はまさに「シニアシフト」の成功事例、という話 「美」のビジネスを「高齢者」ビジネスにシフトさせた、という意味で。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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アメリカは日本経済の復活を知っているアメリカは日本経済の復活を知っている
(2012/12/19)
浜田 宏一

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