「第三の矢」はどうなのか?株価下落と起業の関係とは?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
夏の水不足が少し心配、竹村です。
そんあことより「アベノミクス」が心配、ですかね。
昨日は最後の第三の矢である「成長戦略」の全貌が明らかに、ということでしたが、それを受けて株価はズルズルと下げ、今日も戻らず下げました。某タブロイド紙には「6.20 株価1万円割れ!」の見出しが踊る有様。
どうなんでしょう。やはりサプライズに欠けるんでしょうか。
ただ何も考えずにテレビを見ていると、成長戦略の「目玉」である薬のネット販売が99%解禁!なんてのが一番のニュースになっていて、これでは…と首をひねりますね。
これが成長戦略のトップニュースなら、多くのニュース番組がそうしていたように、サッカーの本田圭佑選手のインタビューでの方が「大事」な気がしてきます。
今回、これまでマスコミをうまく利用していた感じの安倍さんが、思うようにいってない感じですね。
「10年後に一人あたり所得を150万円増!」
なんかも、キチンと伝わってない。
竹村は聞いた瞬間に無理!と感じましたが、やはりここは「大風呂敷を広げてみんなで夢をみる」ことが大事だなと思い直したわけです。
ところが、全く逆の印象で取られてる方も多いですね。
「10年で150万!?、昔は所得倍増!だったんだから。150万なんてボーナスみたいなもんじゃねえか」なんて捲し立ててる新橋のサラリーマンがTVに出てました。
そういう話じゃないですよね。
「一人あたりGDPを150万増やす」っていうわけですから。
ついに「370万」まで落ち込んだものを、「520万」にしよう、という話ですから、40.5%のUPです。
だから、普通に考えたら「無理」、でもだからこそ「夢のある話」なんですが、そこがどうも伝わって来ません。
「伝え方」の問題だと思うのですが。
正直、「株」については、もう少し「堅調」な波を続けて欲しいところです。
やはり、「株安」は間接的にはかなり「起業」にも影響してきます。
「飲食」などの初期投資がかかる業態で起業をしようと、自己資金で1000万以上貯めている、という層は、その全てが「銀行貯金」という方は少ないでしょう。何割かは「株」や「投信」という持ち方をされていると思うので、少なからず影響します。
そして、こちらの方が多いのでは?と心配しますが、
自己資金50万、100万程度しか無い方が、「何とかもう少し増やそう」として、週刊誌なんかの「乗り遅れるな」というムードにのって株を買った
という方もいるのです。
これはかなりキツイと思います。
そういう方が沢山出てないことを祈りたいですね。
ただ、起業するのに「自己資金が足りない」という問題は、実はかなりの割合で「解決」できる、と思っています。「本当に起業したい」という気持ちが突き抜けるくらいあれば、様々な方法があり、どこからか「道」は開けるのです。
「株で増やそう」なんて考えずに、今やることを真剣に考えるべきです。
本日はこんなところで。
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