竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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東洋経済「起業100のアイデア」と南場智子さんの「不恰好経営」と・・・

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こんばんは。 まだなんとなくカンボジアの皮膚感覚が抜けません、竹村です。 さて、本日の経営者勉強会でも発言したことですが、 日本の経済の最大の問題は、  人々が欲しいモノ、サービスがほんとうに少ない ということです。 カンボジアから帰ってきたから余計に感じることではあります。 カンボジアでは「4色ボールペン」なんか見せたらみんな「眼の色」変わりますからね。 「シルバービジネス」の他になかなか「確実に伸びる」という分野は難しい。 こんなところは確かに伸びますか。 竹村家でも11歳の老猫がいますので、多いに気にはなります。 一度レントゲン検査とかで「2万円」でした。 そんなのでビックリしてはダメですね。 「手術」をしたらン十万円でしょう。 保険料を調べているとまだまだ高い。 「競争」で安くなるようなものなんでしょうか。 さて、話を戻してそんな、 「欲しいモノ、サービスがどんんどん少なくなっている」日本においては、やはり「起業」もの質も変わってきますね。そういう観点から今週の「東洋経済」は目を通しておきたいところ。 正直、「新しい付加価値」とはここまでニッチ化?と「着パフ=携帯の香りサービス」なんてのを見ると思いますが、この中に楽天SoftBankまではないにしても、この中からDeNAGREEくらいの企業は出てくる、と思いたいですね。 そういえば、この特集でもインタビューが掲載されtますが、DeNA創業者の南場智子さんが本を出されましたね。 Amazonで購入しましたがまだパラパラとしか読めてません。
不格好経営―チームDeNAの挑戦不格好経営―チームDeNAの挑戦
(2013/06/11)
南場智子

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今、日経デジタルで読めるインタビューでもなかなか面白い。 「稚拙でアホだった」復帰の南場智子氏すべてを語る GREE」への言及だけが歯切れ悪いのが不満ですが…

「私はあの件では、ライバルがどうだったという意識よりも、パートナー(ゲーム開発会社)さんに対する意識の方が問題だったと思います。やっぱりパートナーを大事に考えていたら、あの事態にはならなかった。そこは我々も姿勢を見直さないといけない。ただ、じゃあグリーさんを意識してないかっていったら、そうじゃなくて、当然、競争相手としてカリカリするところはある。そうやってカリカリしながら競争していくのは、健全なことだと思っています」

DeNAという会社は「モバゲー」というソーシャルゲームで一気にブレイクしたわけです。そしてこの本を読めばわかることですが、当初の事業。ビジネスモデルからは全く変わっている。 それについて、南場さんは、 「ビジネスモデル」というのは最初の立ち上げ時のエネルギーに必要なだけで、それに拘ったら成長はない。最初のビジネスモデルで優秀な人材を集めて、士気を高めて「儲かるビジネスモデル」を探していく。 という考え方ですね。 正しいと思います。ベンチャーとはそういうもんです。 ですから先の「東洋経済」の特集の会社が「そのまま」の事業で成功していく、というわけではないですね。 最後に・・・ 「ソーシャルゲーム」というものを先に世に出したのはGREEですが、それにサッと目をつけて、DeNAの「優秀な集団」が巨大市場に仕上げていった。 これは世にいう「パクリ」や「猿真似」ではないわけで、そこら辺を「南場節」で語ってもらいたかったところ。やはり「訴訟」とかあるんで難しのかもしれませんが。 いつか語って欲しいところです。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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