バイトは集まらず、社員は減らしたい・・・飲食店の現状とは!?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
あの人とこの橋のあじさいの花~♪ 竹村です。
こんなブログで政治的なことはあまり言いたくありませんが、安倍首相が「原発」をセールスしていくのはどうにも納得がいきませんね。まだ2年ちょっとですよ。あの日から。
世界で唯一の被爆国でありながら原発を推し進め、その上で起きたあの惨事についてもう忘れた感じで嫌ですね。
昨日は「コメダ珈琲」のフランチャイズが何かのTVででも取り上げられたのでしょうか?
このブログのアクセス解析で「コメダ珈琲店」の検索がこんなに。
「コメダ」全体で70アクセスもありました。
ま、「コメダ」からの検索で新たにこのブログを知ってもらえた方が沢山いた、というわけで嬉しい限りです。
で、今日の本論ですがコレを。
外食産業、出店攻勢でバイト不足 他業種と人材奪い合いに
このブログで、初めて「外食」の時給が上がってきた、というニュースに触れたのが昨秋ですが、そこから、更に更に、人は集まらなくなっているようです。
竹村の知人のオーナーさんに聞いても確かに応募が少ない、と。
「すき家」のゼンショーのアルバイト募集広告で時給をいつも気にしてみてますが、昨夏から100円近く最低時給を上げている店も。
かなり集まらないんでしょうね。
ただ、一方の感覚として、
日本人が減って外国人がどんどん増えている、とも感じます。
都内の飲食店とコンビニは本当に中国人スタッフが目立ちます。
時給を上げて、やっと応募してくるのは外国人、ということなんでしょうか?
日本人はどこに行ったのか?
「飲食店は激務だし時給900円じゃ働けない」なんて感じでしょうか?
さて、こう考えると、
今の日本ではやはり、
「正社員に払っている給料が高すぎる」
というところに行きつきます。
先週モ◯バーガーを数店舗経営しているオーナーと話しましたが、やはり経営側から見ると、
店長の給料は、年収400万が天井
とのことでした。
そして、
店長の他に社員をもう一人なんてとんでもない話で、バイトならその分で2~3名雇えるので常時入れ替わるリスクと手間を考えても絶対バイト
とのことでした。
どんどん仕事は簡単になっている気がするので将来はバイトだけで回すことも、とまで。
正社員のリストラ加速の中、バイトの時給が上がるのはこういう背景がありますね。
これが多くの飲食店の流れか、と思います。
とくにフランチャイズの店はこの方向性は強いでしょう。
いくら時給を上げてもバイトはまだまだ安く、そして上手く管理すれば「変動費」なのです。
「店長」という職業は、毎日の努力でスキルが上がり、出せる成果が上がっていくものではないので、真面目に頑張って勤めていれば年収を上げられる、わけはないのです。せいぜい会社全体として儲かったから、と「ボーナスをちょっぴりはずむ」程度しかできないのです。
では、「正社員店長」はどうしたら良いのか?
もしその店長が、モ◯バーガーの仕事は好きで、でも将来のためにもう少し年収が欲しい、というならひとつ良いやり方がありますね。
それは、
EBO(Employee Buy-Out)=従業員買収
です。
要は、オーナーからそのお店を「買う」のです。
これは双方にとってかなりメリットが大きく、その店も必ず良くなると思います。
今後そういうケースが増えていって欲しいですね。
本日はこんなところで。
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