ワタミ渡邉美樹会長の「フランチャイズ論」とは!?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
本日は一日中強い雨、今年の夏は暑くなるという長期予報ですね、竹村です。
本日はワタミの渡邉美樹会長の「フランチャイズ論」を取り上げましょう。
先日行われたフランチャイズ比較ネットさん主催の「FCショー」で無料配布されていた、「経営者通信」の特別号、「いま儲かるフランチャイズを徹底解剖!」の巻頭のロングインタビューから。
実は、個人的にこの渡邉さんはあまり好意を持てないタイプなのです。
そいうこともあり、竹村のブログ、メルマガではこれまであまり取り上げたことはありません。
でも今回のこのインタビューはなかなか内容が良いですね。
とくにフランチャイズの事をこれから勉強していこう、という初心者のかたには読んでおいて欲しい内容です。
ワタミの創業が「つぼ八」というFCチェーンの加盟店から、というのは意外と知られていないでしょうか。
開業資金を貯めるために1日20時間佐川急便でドライバーをした、というエピソードの方が有名なようですが、最初の創業は「つぼ八」からです。
ただ、24歳の時に、「つぼ八」創業者の石井誠二さんと出会って、その事業計画を話すと、当初は生演奏が聴けるライブ居酒屋を自分の力でオープンしようと考えていました。そのためFCに加盟するなんて全く考えていませんでしたね。
と提案されるわけですね。 それが渡邉美樹氏の「創業」です。 そこから13店舗まで「つぼ八」拡大していくのは流石、渡邉さんですね。そんな商売は潰れるよ。まずは「つぼ八」のFCに加盟し店舗経営を学ぶところからスタートしたらどうか
今振り返ると、「つぼ八」のFC加盟店として商売を始めて本当に良かったyと思ってるんです。なぜなら店舗運営をしたことのない私が「フランチャイズシステム」の中で、「外食産業はこういう仕組みになっているんだ」とイチから学ぶことができたからです。
そして、「つぼ八」で外食産業を学び尽くした渡邉さんは8年めに「居食屋和民」1号店を回転するわけです。 つまり渡邉さんは、 フランチャイズでの加盟店としての大成功 と 独自チェーンとしての大成功 の2つを経験しているわけです。 やはり、その両方からの視点からの「フランチャイズ論」は参考になる視点があります。 そのへん、明日加筆します。さらに最大の利点は、確立された物流システムによって、お客様への接客のみに力を注ぐことができたことです。