竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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甲子園の名将「木内幸男語録」から2つめは「チャンスの理論」

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おはようございます。 さて、昨日の続きになります、「木内語録」の2つめ。 本日は、昨日の「流れの理論」につづき、「チャンスの理論」ですね。 「木内語録」?それ何?という方は、昨日の記事からお読みください。 夏の甲子園茨城はまた常総学院!に名将木内幸雄の教えを「思い出す

しつこく食らいついていけば甲子園は必ずチャンスがある

これは木内さんが常々言っていたフレーズです。 今日はこれについて解説を。 まず、前提として、 木内さんは、 プロ=大人の野球と、高校野球を分けて考えていた ということがあります。 「高校野球」は子どもの「教育」の中でやるもの、という認識が常にありました。 なので、相手が「超高校生級」でもそれは、やっぱり高校生、という考えだったように思います。少年野球から体を鍛え上げれあれ、技術を身につけてきても、「心」はやはり高校生。 高校生同士の 「心と心」「気持ちと気持ち」の戦い という考えがベースにあった気がします。 なので、「超高校生級」が集まった強豪チームでも、高校生の「心」にスキがある、そこから、

しつこく食らいついていけば甲子園は必ずチャンスがある

↑という言葉につながっていくのです。 コッチも弱いが相手だって同じ高校生。弱みがある、弱みをみせる。コッチはミスを最小限にカバーしていけば、いつか相手がミスして焦って乱れて、コッチに勝ちが転がり込む、という理屈です。 さて、今回どうしてこの言葉を取り上げたか?というと… 起業してやるビジネスの「戦い」(例えば競合とのお客様の取り合い)は、プロ野球レベルの戦い、ではなく木内さんいうところの「高校生レベル」の戦い、だということです。 一部の大企業VS大企業、みたいな分野でなければ、 この、 コッチも弱いが強そうに見える相手でも弱いところがある というレベルでの戦い、なのです。 だから、 食らいついて「やること」をしっかりやっていけば 必ずチャンスやってくる、場合が多いのです。 「起業」で成功していく上で、このマインドセットというか「心得」は大切だと思いますね。 これを、よく「根拠のない自信」があった方が良い、というような角度から表現するのですが、実はその裏にはキチンとこういう「理屈」がある気がします。 チャンスは「相手との関係」から必ずめぐってきます。 強豪も高校生の集まり。 油断しミスし焦って乱れる 必ずつけ入る「スキ」がある。 これが、高校野球を極めた名将木内幸男監督の「チャンスの理論」ですね。 ビジネスの場合も 「競合は大した強豪にあらず」 と認識することです。 起業直後には、売上10億の競合会社には敵うわけない、と思いがちですが、そんなことは無い、わけです。 そういう会社には規模拡大による弊害があったり経営陣の慢心があったりするのが常です。 乱れている、乱れていくのです。 そう認識して、 心乱さずに、やることキチンとやって、食らえついていく ことができれば、チャンスは転がり込んできます。 この視点から様々な業界をみると、まだまだチャンスが転がってることがわかりますね。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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