竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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抱えているモノが少ない若者よ!起業を目指せ!

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こんにちは。 くっついたりはなれたり、それが地方青年男女の特権、ナルホド!竹村です。 本日はこの記事について。 増えぬ若者の起業 失敗の代償大きく 別に新しいデータが出ているわけではないのですが、アベノミクスでもピクリとも動かない感じなのが「若者起業」です。 記事から引用すると↓↓↓

7月30日、東京・茅場町。日本政策金融公庫が開いた「夢をかなえる創業支援セミナー」をのぞくと、約30人が資金繰りなど起業の悩みを専門家に相談していた。だが、参加者はほとんどが30~40歳代。20歳代の若者は1割程度だった。

↑↑↑確かに、竹村が先週参加した「フランチャイズ・ショー」も、割合としては中高年が目立ちました。60代と20代が同じくらいの割合、という感じでしょうか。 個人的な見解としてはやはり、「ライブドア事件」は大きいと思いますね。↓↓↓

現在の20代は、2000年代半ばに若手起業家が証券取引法違反で逮捕されたライブドア事件などを目の当たりにしてきた。事件の影響もあって起業の熱気が冷めた面もあるようだ。

↑↑↑堀江さんが「近鉄バッファローズ」買収で楽天ソフトバンクと争い、最後には「フジテレビ」買収まで狙い…、あの時、「起業」「ベンチャー」「社長」という言葉のイメージは確かに変わりました。 「安定している」とか「有利だ」ということより、「大きなことをやる」ことが「面白い」ことであり、それが「カッコイイ」ことだと。 堀江さんは大人たちから見ると、「金」が先だった、というイメージがあったようですが、当時小中学生などがみれば、「金は後からついてきた」と見えていた、と思うのです。 やはり、社長になりたいと思わない、のは、「あこがれ」というか「成功のサンプル」を見ることが少ないことがひとつの問題だと思います。堀江さんは結局「悪いサンプル」になってしまった面はいなめませんから、やはり若い世代に、「カッコイイ社長」というのを見せていかねばならないと思います。 先週の金曜日に、カンボジアに投資されている社長仲間のMTG、懇親会がありました。すでに学習塾や、飲食など何十店舗も運営されている、いわゆる「成功社長」達ですので、やはり余裕があって勢いが合って、カッコイイわけです。 日本で事業を成功させて、その事業がひととおり仕上がって社員たちに任せ、今度はカンボジアに30年前、20年前の日本を重ねながら、ビジネスで貢献していこう、という社長たちですから。 会社をつくって成功しお金を持てれば、本当に色々なことができるのです。 そういうことが、日本ではほんの一部の若者しか伝わっていない気がして残念です。 前回カンボジアに行ってきた時に撮影した動画です。 30秒ですが伝わるものがあると思います。 これはプノンペンの孤児院の子どもたちなのですが、ここには日本人の社長たちがビジネス視察のついでに月に何度もやってくるわけです。そういう「社長」たちと接していると、 こういうふうに、 「将来は社長になりたい」 と思うわけです。 あと、現実的な話として大事なことは、 「若者こそ起業に有利である」 ということです。 記事には「知識や経験」が不足しているというデメリットが、なんて書かれていますが、それをカバーして余りある有利さがあります。 それは、  抱えているものが少ない ことです。 これが、顕著に影響するのが「お金」の面です。  抱えているもの=固定費 ですから。 「結婚している、小さな子どもがいる、住宅ローンがある、車がある…」これらは全部「固定費」であり、「固定費」が高い、ということはリスクがとれない、のです。 一方、独身で両親と同居していれば、ある意味固定費はゼロ、です。寝るところと食べるものには困らないわけですから。 この差は本当に大きいのです。 Aさん>40歳 奥様(パート)+小中学生の子ども二人+住宅ローン有の年収700万、貯金1000万 Bさん>25歳 両親と同居、年収300万、貯金200万 だったら、実は「B」の方のほうがリスクがとれるのです。 そして、商売・ビジネスにおいては、 リスクがとれる=選択肢が拡がる、成功確率が高い、リターンも大きい という関係なのです。 リスクが低い商売は、大企業が規模で取り組む商売であり、かりに個人にリスクが低い商売があったとしても、それは「儲からない」か、「普通じゃやれないくらいタイヘン」かどちらかです。 奇しくも同じ日経朝刊で連載30年の「島耕作」がついに「2期連続赤字」の引責辞任で会長に退く、ということで弘兼憲史さんのインタビューが出てますね。 島耕作でいうと課長時代が日本でサラリーマンがカッコ良かった時代です。部長、取締役と出世していく中で、「日本の会社」をとりまく環境が厳しくなっていきました。ただ、そこは漫画の主人公ですから環境が厳しければ厳しいほど、強くなり女にもモテ続ける島耕作ですが。 そんな昔のサラリーマン物語は捨てて、  若者よ起業の夢をもって街に出よ! と言いたいですね。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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社長 島耕作(15) (モーニングKC)社長 島耕作(15) (モーニングKC)
(2013/04/23)
弘兼 憲史

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