消費税が上がろうと上がるまいと、「起業」には関係ありません
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
おら、サカリのついた猫背のメスザルだ!(byアキ)、竹村です。
本日の日経本紙朝刊一面は、黒田日銀総裁の「増税でも成長」を大見出しにしてますが、こんな発言が出ること自体、来年からの8%へのUPは無理では?という意見が噴出している証拠ですね。
実際、参院選自民大勝後の株安、何より長期金利は0.757%まで低下なんてニュースを見ていると、これは金融緩和による「デフレ脱却」は無理では?と、少なくとも「市場」は見ているということです。
実際に同じ朝刊の13面には、「街角景気4か月連続で悪化」の見出しで、景気ウオッチャー調査が前月比で0.7ポイント低下した、との記事。
これは「消費税増税」、この秋の決定は「議論」になるでしょう。
個人的にはその前の「2020年の東京オリンピックが決まるか?」に関心がありますが。
さて、消費税が上がろうと上がるまいと、オリンピックが決まろうと決まるまいと、そんなことに関係なく「起業」は成功させなければなりません。
正直「経済」という大きな問題は、大企業の業績には大きく関係しますが、小規模な「商売」にはあまり関係ありません。
世の中には確かに、「景気」という風は常に吹いているのですが、小さな商売は小さな帆しかはっていない船みたいなものなので、あまり関係ないのです。
ですから、
「景気の善し悪し」は「起業のタイミング」にはあまり関係ない、と思っています。
細かくみれば景気が良い時に起業するメリット・デメリット、景気が悪い時に起業するメリット・デメリット、があるのですが、
大きな意味で言えば、あまり関係ない、のです。
とはいえ、とはいえ…です。
「どんなbジネスで起業するか?:」を考える際は、やはり、「景気に左右されない」商売を選ぶ、という視点はあるでしょう。
これについては、「景気」という見方を外して、
長続きする商売
どんな時代にもある商売
と考える方が良い、とアドバイスしています。
やはり、どんな世の中になっても「必要とされる商売」というのはあるわけです。
よく下世話な例として「風俗産業」なんかがあげれますが、確かに、ある意味で無くなることはないでしょう。人間の「欲(=本能)」というところに直結した商売ですから。
そういう意味では、この分野も「堅い」のです。
「女性向けの健康と美容」ですね。
高齢化社会が進行しようとも、女性のライフスタイルが変わろうとも、女性が「美しくなりたい」という気持ちは変わらないでしょう。
周りの友達がみんなデブだから私もデブでいい、とは思わないわけです。
だから、お金持ちはお金持ちなりに、お金のない人はない人なりに、お金を使います。
景気が良かろうと悪かろうとお金を使うのです。
実は、これは「教育」という業界も同じですね。
自分の子どもの「教育」というのはほとんどの親の最大関心事でありながら、自分自身で教育に自信が持てるという親はまずいません。そして、学校に任せておけば教育については安心、なんて時代は絶対にきません。
だから、親としてはそこに「お金」を使います。
他の部分を節約してやりくりして捻出するのです。
これは重要なポイントだと思います。
起業する商売は、長続きする商売、どんな時代にも必要とされる商売を
この視点をもてば、「景気」なんてことにビクつく必要はないですね。
本日はこんなところで。
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