任天堂山内溥前社長死去マリオ・ポケモンの「ソフト力」そしてOCTPUS!?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
本日の「あさイチ」能年玲奈嬢のあまちゃんを超えたシロウトっぷりに驚愕、竹村です。
女優じゃなくモデル、と考えても…そこがイイという意見もあります。
豊田英二さんに続いて、この方が死去。
稲盛和夫さんも「京都が誇る名経営者」とコメントを寄せていますが、ベンチャー精神を超えたパイオニアのパワーで業界を創りあげた方ですね。
ソフト磨き世界に飛躍 山内溥・任天堂前社長死去
早稲田大学を中退して22歳で実家の「花札屋」を継いだのが任天堂の始まり。
任天堂の「花札」が浮かぶ方がどれだけいるでしょうか。
竹村はよ~く覚えていますね。
あのよろし(本当はあかよろし?)、みよしの、なんかとセットで、この桐のカス札の「任天堂」の文字葉子ども心に「なんじゃこりゃ」と思ってました。
そしてこの「花札メーカー」が「ディズニートランプ」で成功して、その後多角化の失敗、浮いて沈んでを繰り返し、竹村の記憶に残るのはコレ。
「ゲームウオッチ」ですよ。
「携帯型の液晶ゲーム」は世界初、だったんですね。
そして、このゲームウオッチ最初は「大人向け」に開発された商品だった、というのは知られたエピソード。「子ども向け」商品としての開発だったならもっと価格を安くするため品質が落ちていたかもしれません。
が、この「本格携帯ゲーム機」は子どもまで大ヒット、当時中学生だった竹村も「オクトパス」を書いました。
価格は「5800円」ですから、当時としてはかなり高かったはず。でもみんな持ってましたね。
コレですよコレ。
いやぁ~懐かしい。ちゃんと「ウオッチ」の音がしてたんですよね。
このゲームウオッチの成功で、
「娯楽品は面白ければ少々高くてもユーザーは買ってくれる」と確信を得た、と山内さんは語っており、この確信がその後の、
「面白いソフトを創ること」
のこだわりにつながっていったようです。
その思想はファミコンで成功し、世界のNintendouになってもハードよりソフト路線は変わらず。
冒頭の日経の記事ではその部分を以下のように解説しています。
人気ブログランキングへ マリオ・ポケモンは完全に「ソフト」を超えたキャラクター・ビジネス。
プレーステーションで後発として参入したライバル、SONYがハード重視志向だったこともあるでしょうか。それともゲームウオッチ自体がハードの技術自体は「小型液晶電卓」で開発研究し尽くされた技術を「横すべり」させたもの、という「原点」からでしょうか。 そう考えると、シアトル・マリナーズの買収も「イチローというソフト」前提でのものだったのだと思います。 ご冥福をお祈りいたします。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。「ゲームは面白さを競うもの、なぜ高精度を競うのか」。山内氏は何度も「ハード至上主義」へ流れる業界を痛烈に批判していた。魅力的なソフトでハードの売り上げを伸ばす手法にこだわり続けた。
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