ゾゾタウンも!ショールーミングに負けるな販売員!という話
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
田町、浜松町、新橋、有楽町、東京…ナルホド!神田、秋葉原、御徒町、上野…確かにっ!、竹村です。
昨晩のCX系「独身貴族」。草彅さんの演技は相変わらずウマすぎで後半引きこまれましたが、次回予告まで見るとどうも「パワーのない月9」臭が漂う気が…どうでしょう?
さて、本日はフランチャイズとは関係ない話題ですが、コレ。
消費行動の変化、という意味では大事な話です。
店でバーコード、購入はスマホで 「ゾゾタウン」が新サービス 商業施設は警戒
言葉の解説もされてますが、店で見て触って、買うのはネットという「ショールーミング(showrooming)」は、日本でも当たり前の消費行動になってきてますから、驚きはありませんが。
見出しには「商業施設は警戒」とありますが、本来いちばん危機感を持つべきは「販売員」でしょう、
私事ですが、先日コーヒーメーカーを買おうとネットでいくつか見た上で、近所の家電量販店に行きましたが、そこで店員の知識不足を感じました。こちらも一応ネットで調べているので「新型が出ている」とかわかって質問しているわけですが、店員の方は知らないわけです。「機能的にはあまり大差はないと思います…」では、買わないでしょう。
これでは、見て触ってその場でもう一度スマホのレビュー見て、ということになりますね。
一応竹村は、良ければ店で買おうと思ってたわけですが。持って帰れるし。
そうはいっても、自宅に戻ってAmazonプライムで頼めば午前中なので、夜に届いてしまいます。
これでは、買い物はショールーミングにどんどん移行します。
友人は冷蔵庫までAmazonで買いました。
ただ、ただです。
逆に、その家電量販店に、
「私はコーヒーメーカーのネットサイトを全て毎日見て全て把握しております!」というようなバッジをつけた店員がいたら、これは全然違うと思うのです。
一人の店員が5つや6つくらいの特定分野について、ネットのレビューまで全て把握している、くらいのことは十分できると思うのですが。
そういう販売員から
「私が選ぶならコレですね、何故なら~」
「例えばレビューではこういう意見が大半ですが、実は~」
みたいにコメントされればお客としては信用するでしょう。
本来販売員というのはそういうものです。
情報量が多くなりすぎて無理だ、なんてことはないでしょう。専門家としてその道を極めていくのは職業人として楽しいことのはずですし。
情報量が多くなりすぎて困っているのはお客様も同じです。
だからここには大きなチャンス=商機もある気がします。
家電量販店で「Amazon価格より値下げします」という表示を時々見かけますが、あれは無理があります。
そもそも店をもって売ってる店が倉庫しかないAmazonと価格で勝負しても勝てないのは小学生でも分かる話でしょう。
そして、全ての人が1円でも安いから買う、わけではないのです。
販売員は会社の行き帰りはスマホで自分の仕事の商品のサイト、レビューなんかを見て日々勉強をすべきです。そうでなければ販売員ではなく包装員に成り下がります。
世の中は明日から三連休、ですね。
アメリカの財政協議の合意は大丈夫でしょうか?
本日はこんなところで。