竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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「起業」における「自分の責任」という考え方について

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おはようございます。 昨日のマー君は見事、しかし巨人も強いですね、竹村です。 一昨日の第一戦は飲み会で見れませんでしたので、昨夜は日本シリーズを堪能しました。 何がイイって、田中投手の「表情」ですね。試合の局面、対する打者で変わっていく「表情」。「ここぞ」というところで力を集中する、それは「表情(=マー君の場合は眉毛のつりあがり加減と、目の三角度合い)」でわかるわけで、テレビだとそれがビビットに伝わってきます。 7回の一塁審判の誤審は後味を悪くしましたが、楽天派としては、あそこで2点目が入ってなければ、その後のホームランもないもの、と言い張ります(笑)。 が、付け加えれば、あの抗議の原監督もその「形相」が良かったと思います。 さてさて、 みのもんたさんの「会見」はあまりに喋りすぎ、でしょう。俺は兎に角喋り続けたいんだ、という想いは伝わりましたが。 この件について言えば「30を超えた男なの行動に親の責任は問われない」ですが、「子育て問題はなかったか?」と問われれば、それは少なくとも「親の責任」につながってます。それはみのさんが、今後復帰するにも背負わなければならない部分であり、「これは教育の問題でしょう」なんて言葉は気安く吐けなくなります。 「責任」という言葉を使いましたが、昨今のキーワードだと思っています。 ドラマ「半沢直樹」が浮き上がらせた感がありますが、「みずほ」問題、「阪急阪神ホテル」問題、そして「クール宅急便」問題も全て「責任の所在」が曖昧なことが問題です。 これは「日本のムラ社会」的な部分と通じているわけで、その悪い面が出ていると思います。 本当は誰が悪いのか?なぜそうなったのか?より、「叩き方、叩かれ方」のほうに関心がいくという… ヤマト運輸に関して言えば、朝日新聞に画像を内部告発した人間が、社内に何度も状況の改善を進言したが、全く対応が無かったので、やむなく「内部告発」という形をとった、ということになっています。それが事実だとすれば、「もみ消した」人がいるはずですが、それは「ごく一部にもみ消す体質があった」ということで片付けられるでしょう。 この「責任」ということについては、起業にも、とくにフランチャイズ起業にも多いに関係ある言葉、だと思っています。 まず、前提として、 「起業したら全てが自分の責任」なんですね。 売上が上がらないのも、儲からないのも自分の責任なんて当たり前の話で、電車が遅れるのも、待ち合わせに人が来ないのも、自分の責任。天気が悪いどころか予報がハズレるのも、奥さんの機嫌が悪いどころか、奥さんのダイエットがリバウンドするのも、それは「自分の責任」、くらいの話なのです。 「全ては自己責任」というと「それはそうですよね、その考えが大事ですよね」と軽く流されますが、通常使われるこの言葉より、更に「自分の」責任だということはサラリーマンという「ムラ社会」を出てみるとわかります。 サラリーマンというのは、言ってみれば冷暖房のきいた建物の中で暮らしているようなもので、そこから「外」に出てみたらビックリするわけです。 外には「全てはお前の責任だよ」という強風が吹いているわけです。 この「強風」、「温度差」に耐えられない場合は起業は挫折します。 ただ、一方ではこの 「全てはお前だよ」 という風から、 「全ては俺次第か!」 という、サラリーマン時代には無かった新たな力が漲ってくるのです。 この感覚が伝わればいいのですか。 この感覚がイメージ出来ない方はサラリーマンを、辞めてはいけません。多少昔に比べてエアコンのききが悪くなったと感じても、電気代としてピンハネされてる感が強くなっても、そこはガマンです。 ここまでは、一般的な「起業」の話。 「フランチャイズ起業」の場合はそこにプラスして、 「本部の責任」 という部分もあります。 これをどうとらえるか? これはフランチャイズ起業で成功するしないの「分かれ目」となるポイントです。 ここを間違えば、「FCなんかに加盟するんじゃなかった」ということになり、逆に、ここをきちんととらえられれば、フランチャイズ起業によって、何倍のも成果を短期間に出すことができるのです。 ブログではここまで。 この先は、日曜日配信のメルマガで書きたいと思います。 メルマガの登録はコチラから 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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