ハウスドゥはFCで日本の不動産業を変えるか?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
三連休はぐずつきましたが、本日は快晴の新浦安、竹村です。
それにしても中日、井端選手の年俸1.9億→2300万提示→退団、はあまりにおかしい。
これは裏に何かあるのではと勘ぐってしまうレベルです。
38歳とはいっても今年の春のWBCであれだけの活躍して、確かに今シーズンは調子が悪かったようですが、それでも100試合に出て、来期に向けて悪いところを「手術」までして備えたらこの仕打。100歩譲っても「来期の戦力構想から外れる」のと「実質戦力外通告」というのは大違い。これだけの功労者、ですから。
年俸1.9億→2300万なんて、税金も払えません。「なんで?」と思われるサラリーマンの方もいるかもしれませんが、税金というのは「前年の収入」にかかるわけです。ですから、2300万円の収入で2億分の税金を払え、という話ですから大変なことになるのです。
竹村もサラリーマンといってもずっと「営業職」で、ある期間はコミッション割合の高い給与体系で働いた経験もあるので、そこらへんは良く分かります。「営業職はハイリスク・ハイリターンだ」とはわかっていても本当に前年から30%なんて収入が下がったら、大変なことになるのです。
「副業で個別学習塾をやろうか」と考えたことがあるのものもそんな状況から、です。
さてさて、二夜開けても、まだまだ「楽天日本一!」報道は続きますね。
今回の日本シリーズは「何が違ったのか」なんて分析記事が出まくってますが、様々な面でいつもとは違うものが見られて小さなサプライズが沢山あったと思います。
といって、竹村的にはこれもそもひとつ。
目に止まった方も多いんじゃないか?と思います。
半分以上の方が「なんだこれ?」の気もしますが。
不動産フランチャイズ「ハウスドゥ」
のテレビCMが今回の日本シリーズで流れました。
ちょこちょこ見かけましたが、まさか「日本シリーズ」に入るとは!?
最後の第7戦なんて、解説が古田さんだったこともあり、まさに「ど真ん中」の枠を抑えてました。
あえて言えば、古田さんが出ているとはいえ「CMの製作レベルの質」は低い(=古田さん以外にお金をかけていない)感ありありなので、逆に「なんだこれ?」という目立ち方。
我が家の妻殿は「誰だチバテレビに変えたのは!」と子どもに目をひんむいていましたが、チャンネルは変えてません(笑)。
ということで、成長中フランチャイズの「ハウスドゥ」がテレビCMでブランドイメージを浸透させる、という戦略を強化、ということです。
それにしても古田、古田、という感じですが(笑)。
全国250店舗ですか。
「中古車買取専門店ガリバー」の時を思い出すのですが、あの時も200店舗位からテレビCMを始めて、500店舗くらいの時にそのCM効果が一気に爆発した、という感じだったと記憶します。
テレビCMをやりながら、店舗が一気に増えていく
そしていつか「爆発」して一気に信頼されるブランドになる、という感じです。
ガリバーもそうだったわけですが、こういう旧態依然とした業界に、新しい常識で切り込こむというのは、やはり消費者から見て「アヤシイ」んですね。ガリバーも最初は本当に「ああ、知ってるよ、車預けて高金利で金借りるとこだろ、あの黄色い店!」なんて言われていたわけですから。
なので、「安心と信頼」をイメージづけるテレビCMは絶対に必要なわけです。
そいう意味で「古田敦也」氏はイイわけですね。
これが、「清原和博」氏ではイカンわけです。
といってガリバーはアヤシイ派の「竹中直人」だったよなぁ、なんて思い出すと少々違ってますが、まぁ置いときましょう。
で、フランチャイズについて触れておきましょう。
フランチャイズを募集して既に7、8年たっているので、それなりのデータで検証できるFCだと思います。
「異業種参入」が多い、という点がまず特徴でしょうか。
「建築関連」が圧倒的に多いですが、これは「不動産業」周辺のビジネスですね。
きれいに言えば「本業とのシナジー(相乗)効果が見込める」ということになるんでしょうが、もっと言えば、
不動産の周辺で商売をしていると、不動産業は簡単に儲けてそうに見える
ということです。
それはそうですよね。
不動産業というのは究極の「マッチィングビジネス」であり、それは「間に入って中を抜く」商売だからです。
投資は少なく利益が大きく資金繰りが良い。
周りからみれば本当に「おいしい」業界、なのです。
なら皆がやるだろう、と思いきや様々な理由で「新規参入」は少ない閉鎖的な業界です。
様々な理由で「新規参入」は少ない
というところにチャレンジしている、というのがこの「ハウスドゥ」です。
もうひとつ「フランチャイズ」として面白いところは、
「集客」
についての考え方です。
「集客」を得意とするフランチャイズは少ないのですがハウスドゥ!が最も得意とするのが集客!
↑↑↑ホームページでここまで言い切っていますからね。
確かに、フランチャイズは「店舗の運営(オペレーション)」のマニュアルはバッチリ、ただ「集客(営業)」はオーナーの自力で、というところが多いのは事実。
ただ、「商売」は「集客」がなければ何も始まりません。これは先週末のブログに書いたとおり。
「創業時の苦労」はダントツで「集客」なのです
なので、「集客は得意」と言い切る本部は、評価して良いと思います。
今回の日本シリーズでのテレビCMもそこにつながっています。
「社長TV」で社長の動画が見れますね。
ハウスドゥ 安藤正弘社長<東京の社長TV
今、この「ハウスドゥ」の加盟を検討するれば、この「社長の言葉」にどれだけ共感し、「この人に賭けてみよう」と思えるか?です。
上のインタビューでもわかりますが、まだまだ「これから」のFCです。テレビCMは「足がかり」にすぎません。
先ほど書いたとおり、
旧態依然とした閉鎖的な業界に切り込んでいくわけですから、そういう「リスク」はあります。
例えば、サイトにはこんな「ハウスドゥ叩き」も目立ちます。
ハウスドゥってどうですか>e戸建て
同業者は8割が「あんなの絶対にうまくいかない。この業界はシロウトは無理。」と思っていて、残り2割が「叩き潰してやる」と思っている感じでしょうか。
もちろん安藤社長以下本部はそんなことは「百も承知」で、「だから我々が勝つ」と思っているでしょうが、加盟店もそれなりの「戦闘力」は必要でしょう。
「業界を変える戦い」みたいなところに共感すれば成功確率は高くなります。
さて、随分長くなってしまいました。
この「ハウスドゥ」については、法人の異業種参入向きFCなので、竹村の「オススメFC」にしていくつもりはありませんが、加盟店して成功している人、加盟してやめた人、FC本部に勤務していた信用できる人物、など様々な情報源がありますので、もし検討される方がこのブログを読まれて、ご希望があれば情報提供はしますので、ご連絡ください。
本日はこんなところで。
午後はHUGS社の黒川社長が来日していて「カンボジアセミナー」をやるので、そちらに参加します。
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