ビックデータの販売ととあるコインランドリーオーナーの話
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
本日は新聞休刊日ですが、昨日の日経朝刊トップはこの記事。
> 記事 4700万人の購買データ、新商品開発に提供 CCC
Suicaのデータ販売が問題になって中止され話題になってきた「ビックデータ」。この記事では途中、「個人情報の問題」について触れる箇所はありますが、「Tカード」のデータを活用して新たな商品開発・企画を行う、という方向性で書かれています。Amazonのトマトジュースみたいなものですね。
現段階では「個人を特定できる情報は販売しない」わけですが、「Tカード」はそれを全て保有しています。
もともとビデオレンタルから始まったTUTAYAカードに、コンビニのファミマでの購買情報が蓄積されていくわけですから、この「Tカード」の情報はかなりレベルだと思っています。
「好きな音楽や映画の傾向と消費行動の関連性」なんかは簡単に分析できそう。
パンク・ロックが好きで甘いもの好きだと高額品の衝動買いが多い、とか。
「学習塾」まで参加しているわけで「ジブリを沢山見せれば宿題をきちんとやってくる子になる率が高くなる」なんて分析でも出てきたら、ビックリです。
そのへん、以前記事にしてますね。
スクールIE(拓人)が参加する「Tカード」の戦略とは?
「ビックデータ」に関心のある方はこの2つの記事はオススメです。
米国カリスマ分析官 「ビッグデータ」の奥義、多いに語る
ローソン、「失敗作」のタルトが棚に並び続けるワケ
そんなことを考えていたら、エコランドリーマンマチャオ上尾大谷本郷店のNオーナーからこんなfacebook投稿が。
人気ブログランキングへ 人材市場で今いちばん不足しているのはこの「データサイエンティスト」だそうです。
実は、こういうところに「ビックデータ」に匹敵する何か、があったりするものなのです。 通常コインランドリーは「無人」ですからこういうことはできないわけですが、Nオーナーの場合、となりが事務所なのでお客様と「接する」ことができるわけですね。 そんなことができるのは日本にこの店しかないわけです。 「本部」にもないデータ、数字を超える何かが蓄積されていきます。 コインランドリーの商売を変える「何か」が浮かび上がってくるのでは、と期待しています。 エコランドリーマンマチャオ上尾大谷本郷店 HP 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。~日々お店で声をかけて来店理由などなど…色々お聞きすると見えてくるものが多々有ります。これは非常に面白い。。。
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