アンジェラ・アーレンツ女史のApple転籍をフランチャイズ発想で考える
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。
いや、今朝は寒いっ!外は「冬の朝の匂い」ですね、竹村です。
昨日は、日本初“授業をしない塾”武田塾で12月に神奈川県の本厚木駅前での開校が決まったYオーナーが、市川校、津田沼校を運営するOオーナーのところに訪問、竹村も同席しました。
先輩であるOオーナー(学生起業!23歳!!!)が、校舎で行う「ブログ戦略」などについて解説したり、逆にYオーナーが以前勤務していた「大手個別指導塾」での様々な経験の話をすることで有意義な情報交換となりました。
Yオーナーの勤務していた大手塾は規模も大きな上場企業ですので、やはり様々な手法、生徒募集から運営手法までかなりシステマティックにやっていて、それが「身についている」というのは、やはり貴重な財産です。
フランチャイズというのはこういう「様々な経験」をもったオーナーが参加してきて、その経験から今後のFCを良くしていくために様々な意見を出していく、というのが非常に重要だと思っています。
「新フランチャイズ」の考え方としてこのブログやメルマガで何度も書いていますが、
もはや、
「本部の言うとおりに頭をカラッポにしてやればFCは上手くいく」という時代ではない
のです。
コンビニですらオーナーが頭を使ってアイデアを出して店を良くしていく流れになってきているのです。
「それではFCに加盟する意味が無いのでは?」と感じる方もいると思いますが、そうではありません。本部に頼るという姿勢ではなく「自立したオーナー」が集って、自分たちのFCを良くしていくために喧々諤々意見し合うところに、これからのフランチャイズの本当の価値があります。
「様々な異経験」を持った方が集まることによって、フランチャイズは「新しく」「強く」なっていくのです。
という視点から、このニュースをとらえると、面白いですね。
アンジェラ・アーレンツ氏(53) 英バーバリーCEOから米アップルに転身
写真がアンジェラ・アキのお姉さん風なのが少し笑えますが、アンジェラ・アーレンツ女史、です。
「チェック柄」の老舗ブランドを「グローバルなデジタル小売業に進化させた手腕、を買われて、ということですが、何故Appleは「ファッション界で30年のキャリア」を求めたのか?何故必要なのか?ということです。
昨年は同じ女性としてマリッサ・メイヤー女史の移籍が話題となりましたが。Yahoo!がライバル企業のGoogleから引き抜いた形ですね。
今回はそれとは全く異なる業界からの転籍。別次元であり「ここの価値あり」ですね。
この「価値」についてはこの記事が素晴らしい分析をされていますのでお時間があれば是非。
デバイスをファッションへ変える:Appleの次期CEOと目されるアンジェラ・アーレンツ氏は何者なのか?
記事後半にある、
「肌に密着するコンピュータ」の時代が到来する
この感覚だと思うのです。
「ディバイスの進化」に必要な発想は、デザインでありファッションである、ということです。
人気ブログランキングへ もう「この先」へ行かねばダメ、ということです。
で結ぶこの記事は一読の価値あり、と思います。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。だからこそ、Appleを別の方向へ導き、変化させられる存在である彼女を選んだことは英断といえるのです。
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