竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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リヴァンプの「起業100社売上1兆円」のチャレンジは正しい、と思うのです

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おはようございます。 ユーミン40周年、セブン-イレブンと同じデビュー年なんですね、竹村です。 今日はこのニュース。 リヴァンプ、起業100社の夢 経営者を育成 売上高計1兆円目標 ここのところの、リヴァンプの取り組みは注目しています。 リヴァンプ ホームページ ヘルシー串揚げ、卵朝食店からビジネスホテルを超えるカプセルホテル、ヘアアクセサリー?ブライダル事業? 統一性は全くありませんが、この方向性は正しい、と思いますね。 リヴァンプは、ロッテリアの再生に成功し、そのつながりでBURGER KINGを再び日本で展開、など実績を上げてきましたが、「正直あのメンツならもっと大きな仕事ができる!」と感じでいた方も多いはず。 上の記事にもそのあたりについてふれられていますね。

 ファストフードのロッテリアの再生などに成功した一方、東京の老舗靴卸業者の再生に失敗するなど「理想と現実のギャップは大きかった」(沢田氏)。とはいえ、山あり谷ありの経験を積んだリヴァンプにはいま、企業再生の案件が多いときは1日に数件持ち込まれるという。

そんな山あり谷ありから、辿り着いた、この「100社起業作戦」の構想のようです。 なぜ、このリヴァンプのこの方向性が正しいと思うかというと、 「資本を集められる側」は、「many risk is no risk」という論理が成り立つからです。 お金持ちだったら、いくつもの事業に投資するのはひとつの安定戦略なのです。 それはよく言われる卵をひとつのかごに入れるなという「リスク分散」の論理ではなく、沢山の卵の中からはいつか「トンデモない白鳥」が生まれる、という論理ですね。 ユニクロ柳井正さんの「一勝九敗」主義はここに通じています。 ビジネスでは9回負けても、1勝すればその1勝は9回の負け分の何倍もの利益を生み出す、という理屈です。 その裏には、卵ならよく見ればアヒルか白鳥か見分けられるのかもしれませんが、ビジネスはそうはいかない、ということがあります。 では卵の段階からキチンと温めてちゃんと育てれば、だんだん白鳥になっていくのか、といえばそういう理屈も成り立たない。 「突然変異」とまでは言いませんが、ビジネスはアイデアと努力に環境と運が重なって、ブレイク=大成功、するのです。 そんな、ギャンブルみたいな、と思う方もいると思いますが、ビジネスというのはそういう面があり、「新しいことにチャレンジする」というベンチャー発想のビジネスはとくに成功確率が低く、その代わり当たった時の「倍率」が半端ないのです。 だから、 「many risk is no risk」 なのです。 ただ、あくまでもこれは、「お金のある方」「お金を集められる方」の発想です。 これからFC起業をスタートする、という方は目の前のビジネスをまさに「石にしがみついてでも」成功させて、「上の段階」を目指さなければなりません。 1店舗の成功を目指すのではなく、多店舗、そして他事業へ。 早ければ「5年」で「many risk is no risk」の発想で経営できるようになります。 2年でその途が見えて、3年でグッと引き寄せられる、というイメージでしょうか。 それが「フランチャーズ・ドリーム」です。 フランチャイズで起業するなら、全員とは言いませんが少なくとも半数の方はそこまで目指してスタートして欲しいと思います。 ちょうど今、メルマガのメインテーマで フランチャイズ3段活用」 と題して、3段階でフランチャイズ・ドリームに近づいていく思考法を紹介してますので、興味のある方は読んでみてください。 メルマガ「新フランチャイズ発想法」登録フォーム 本日はこんなところで。 本日はこの後、24歳のフランチャイズ起業志望者との面談、そして、ヒーローズの採用面談に同席です。