竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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FCにおけるオーナー会の重要性、そしてセブン-イレブンの「強さ」再考

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おはようございます。 猪瀬都知事の言い分はちょっと通りませんかね、竹村です。 そもそも「無担保無利子で5000万円」が意味なく差し出されるわけは無いわけで、キチンとインタビューに答えれば答えるほど追い詰められます。もともと正直で短気というキャラなのでこういう局面は得意でなさそうです。 さて、エコランドリー マンマチャオのオーナー会が12月11日に開催されますね。 先週案内状が届きました。 コインランドリー業界で「オーナー会」なんてするところは他にない、と思いますが、こういう催しこそ価値がある、と思います。 同じ看板を掲げたオーナー、担当者の方が集まる勉強会、情報共有会は本当に価値が有るのです。 マンマチャオでは今年はこんな企画もありました。 エコランドリー マンマチャオ!メンテナンス講習会の様子です! 同じ商売をやっている人と、その商売についての情報交換をし、またその商売以外の情報交換もする。これが有益なはずです。 ネットに情報があふれている時代ですが、やはり人が集まった所には加工される前の全く鮮度の違う情報、アイデアがあります。 12月には個別指導学院 ヒーローズの全国大会もありますね。 またまた、東京ベイコート倶楽部で。豪華に、盛大に。 こちらも今年2度目の全国大会。前回は5月でした。 個別指導学院ヒーローズ「全国大会」開催! フランチャイズを加盟検討される場合、このような 「取り組んでいる方々の集まり」 を見る、というのはかなり重要なポイントだと思います。 加盟検討の際に「既に加盟しているオーナーの話を聞くこと」というのは、よく言われるアドバイスなのですが、1人や2人の話ではかえって「情報の偏り」があるものなのです。儲かっていても「大変だよ」という人もいれば、赤字でも「やったほうがいいですよ」というオーナーがいるのです。これはその人の考え方と物の言い方のスタイルであり、物凄く「個人差」があるのです。 ただ、こういうオーナー会、全国大会の「全体の雰囲気」というのは嘘がつけません。 オーナーが不満だらけだったら集まりませんし、また「集まったら文句を言われる」なんて理由でやらない本部もあるわけですから。 だからこそ、オーナー会、全国大会、勉強会の開催頻度、というのは指標として大事なんですね。 今の時代、「横のつながり」が活性化していないFCはダメ!これは言い切ります。 エコランドリー マンマチャオの資料請求はコチラから 個別指導学院ヒーローズの資料請求はコチラから さて、本日は日経のこの記事にもふれておきましょう。 なんかセブン-イレブンばかり書いてる気もしますが、いい記事ですし。 セブン、素人目線で40年 「先取り」使命に 「素人目線」というのは、記事では「素人集団だからできた」というところが強調されていますが、もっと言えば、 素人だから常にお客様の方を向いてやってきた ということです。 「商売は変化対応業」という原点の軸をぶらさずに、「時代によって変化していくお客様」に合わせて店自体、商売自体を変化させてきたということです。それが時代の一歩先、先取りです。 記事にも出てくるセブン銀行創設時のエピソードなんかもまさにそうですね。かなり昔にこのブログでも書きました。 歌舞伎町のセブン銀行と「個別指導塾」の関係とは!? スーパーというのは「物を並べれば売れる、安く売れば売れる」時代に出来た業態です。コンビニというのはそれとは別なコンセプトで出来た店なわけです。「安い」ということとは別の価値を売ってきた。 で、時代が「物が売れない時代、安くしても売れない時代」になって、コンビニの強さばかりが目立つようになったわけです。 竹村が考えるセブン-イレブンの成功から学ばなければならない一番のポイントは、次の点だと思います。 1>最初米国の本部に加盟する形でスタートを切ったが、米国セブン-イレブンのノウハウは使い物にならなかった。 2>そこから「日本型のコンビニ」として独自でノウハウを積み上げながら成功していった。 3>その後、米国の本部が業績悪化するとそれを買い取り(本部を子会社化)日本型ノウハウで再生させた。 ここに、これから伸びるフランチャイズ=新フランチャイズの考え方が凝縮されている気がします。 あと勿論、上の記事でドラッカーが「社会革命」指摘している、 個人商店に時代に先端で商売させる機会を提供した という点も大きでしょう。 ただ、思えばその昔、セブン-イレブンはFCとして完全に「横のつながりを絶っていた」んですね。鈴木さんの「分割して統治す」という理論が行き渡り、オーナー同志の連絡は厳禁でした。 当時は「法人オーナー」もNO、「複数店舗を持つこと」もNOでした。 時代は変わりますね。 その昔は、セブン-イレブンの惣菜は猫も食わない(ほどマズイ)と言って、「ねこまたぎ」なんて言われていたのですから。 そこから40年、ということですね。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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