ドワンゴの就活「受験料」ニュースからフランチャイズ開発を考える
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんばんは。
南紀白浜から帰ってまいりました、竹村です。
本日の朝刊各紙には、この広告が全二面でデカデカと。
2015年の就職戦線もスタートですからね。
ドワンゴの「受験料2525円」がかなり話題になっていますが、これは物議を醸すというよりは、好意的に取る意見が勝ると思いますが。
ドワンゴのような有名というか知名度が極めて高い企業の場合、「本気の方だけ応募して欲しい」というのは、当然の論理であり、これはドワンゴ側だけでなく「本気でドワンゴに応募する学生」側も拍手する論理だからです。
これでその「受験料」が入学受験のように2万、3万といったら少々別の話になりますが、2525円ならたとえ「寄付」などしなくても「そこで儲けるのか?」とはとられないでしょう。
就職試験について「受験料をとったらいい」というアイデアは結構言われてきたことで、「数撃ちゃ当たる」的受験者をふるい落とす手段としては、やはり一番わかりやすいものでしょう。
他にも、2013年の就活で話題になった、
ライフネット生命の「重い課題」
みたいな方向性もあり、これも「本気な人だけ」ということですね。
企業に「入りたい」という人が受験するわけですから、その入口で「受験料」というのは、自然でしょう。
また、これは別次元の話ではありますが、
「有料」=お金を払ったことによって、より「本気度が増す」という側面がありますから。
「お金を払ったんだから真剣にやろう」という気持ちですね。
これは正しい方向性でしょう。
ネットの書き込みを見ると、
「これが一般化したら貧乏学生が受験できる数が減り、採用に不利」
という意見もあるようですが、そもそも何十社も受験するから、かえって決まらないのだと思います。
ということで、竹村は就職活動における受験料の徴収については賛成なわけですが、
これを
フランチャイズの開発
で考えてみたらどうでしょう。
説明会に参加費を取る
ということですね。
現状は説明会に参加する方を集めるのに苦労するFC本部のほうが圧倒的に多いので、そんな発想は通常出てきません。
ただ、
「本気の人だけを集めたい」
というところは同じ、という本部はあるわけです。
ならば、説明会に参加する数とは関係なく、5000円程度の参加費をとるのは頷けます。
それで参加者は「減る」と思いますが、それが嫌で参加しないという方は「そもそもやる気が無い」と考えられるでしょう。
現状のフランチャイズ開発というのは、
FC本部側が加盟検討者に売り込む=営業する
という図式が大半です。
自社サイトへ直接きた「濃い」ものに、FC比較サイト等からの「やや薄い」もの、どちらも「見込みリスト」であり、そこに対してFC本部の「営業マン」がアプローチするのです。
これを根本から見なおして考えてみる、というのも必要だと思ってます。
これは、もっと突っ込んでメルマガで書きたいと思います。
本日はこんなところで。
「人気ブログランキングに参加中!
ワンクリックが励みになります。
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ