竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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JR九州とJR北海道の明暗からフランチャイズを考える

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こんにちは。 本日は13日の金曜日、竹村です。 海外ではかなり騒ぐわけですが、日本ではあんまり、ですね。 Jason Voorheesなんてどのくらいの人が覚えているんでしょうか。オソロシイ映画だったなぁ。 さて、「どうせこんなことだろう」と思っていた方も多いと思いますが、あまりに酷いJR北海道 JR北海道 脱線事故現場で改ざん 半年前までは社長が「現場の緩みが上層部に全く伝わってこなかった」なんて会見してたわけですから呆れますね。基本全てが「責任逃れ」の体質が原因であり、それは上に行けば行くほど酷いことがドンドン暴露されていく形です。 前にも一度書きましたが、好対照なのがJR九州。 10年前くらいはよく九州に出張していましたが、その頃から明らかに「民営化」の効果をあちこちに感じました。お客様目線で新しくなる列車、駅構内の飲食店の充実。どんどん良い方向に変わっていったことを覚えています。 そんな努力が、こんな大ヒットを産んだわけです。 日本初の超豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」 「分割民営化」の明暗、ですね。 何がJR九州の「明」とJR北海道の「暗」を分けたのか? この記事が的確に書いてます。 事故多発に経営悪化のJR北海道、地域観光に貢献で好調JR九州〜明暗分けたものとは? 興味深い分析がいくつかありますが、いちばんわかりやすい視点として、 分割民営化の時点の経営環境としてはJR九州よりJR北海道のほうが恵まれていた ということがありますなね。 確かに九州は北海道に比べ、高速道路網が整っていて「高速バス」という移動手段がかなり普及していました。一方でJR北海道は地域の移動手段として「独占状態」のエリアが多かった、ということです。 恐らく、そこから「分割民営」に対する「危機感」が違ったのだと思います。 「これは大変、鉄道をサービス業として見なおして「お客様」を獲得しないと!」という危機感がJR九州にはあって、JR北海道では薄かった、ということです。 このJR北海道JR九州の話を、そのままフランチャイズにもあてはめて考えることもできます。 「同じFC、同じ商売」をやっても成功する人とそうでない人がいる。 それは「エリア=地域」の問題でしょうか? 違いますね。 このJR北海道JR九州の話と同じく、「取り組み方」なのです。 その商売をどう伸ばしていくか?という「考え方」が原点なんですね。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
人気ブログランキングへ 以前読みましたが、「飲食事業」への取り組みは非常に参考になりました。
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