竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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「年末ジャンボ「と「ビットコイン」について考える

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こんにちは。 「餃子の王将」大東社長の銃撃事件に驚いています、竹村です。 白昼の本社前で3発、ですから何か色々ありそうな感じで嫌ですね。 facebookで、「餃子の王将という店を沢山作ってくれてありがとうございました。」というコメントがありましたが、その通り。心からご冥福をお祈りしたいと思います。 年末ジャンボが明日まで、ですね。 半沢直樹」後枠として注目された、木村拓哉主演の「安堂ロイド」は視聴率低空飛行浮上せず、ですが、この「年末ジャンボは今年も人気。有楽町の売り場なんか窓口によっては「2時間待ち」とか。 不景気の時は「景気が悪いので宝くじ人気」と書かれますが、多少景気が上向けば更に人気。いつでも人間は「お金が欲しい」わけですね。 「お金」といえば、この「ビットコイン」。 ビットコイン世界に台頭 仮想通貨発行額9000億円 何週間か前にNHKの「ニュースウォッチ9」が取り上げて、かなり一般ピープルも知るところとなりました。 見方によっては仮想通貨として詐欺事件となった「円天」と同じようなもの、とも言えますが、記事にもある通り、バーナンキFRB議長が 「安全で効果的なシステムが整えば、長期的には期待が持てる」と発言していたりして、世界的には「新通貨」として広がっている感じです。

東京に本拠を置く専門取引所のMt・Gox(マウントゴックス)での取引価格(17日時点)は1ビットコイン=720ドル前後。11月初めには210ドル台だったが、11月下旬には約1240ドルの最高値を付けた。その後は値を下げたが、直近の取引価格でも今年初めの60倍近くにあたる。

今年初めにビットコインに変換しておけばその価値は60倍になった、ということです。 これを普通の感覚でとらえれば「そんなのおかしな話に騙されない」ですが、それは通貨というのは中央銀行が流通量を管理し「安定」させるもの、という常識があるからですね。 しかし、そんな「常識」は国家が破綻すれば簡単に崩れます。今年3月のキプロスのように。 そもそも「通貨」そのもの=紙1枚には何の価値もないわけで、国民が「信用」しているから安心して使えるわけです。 このビットコインの世界通貨としての「可能性」をかなり前から論じているこんな人がいますね。 ビットコインが生む「第2のケインズ」 国際基督教大学客員教授の岩井克人氏

貨幣とは、人々が『これが貨幣だ』と思えば、貨幣になります。

なるほど、なるほど。 これは正しいです。 政府の通貨よりこっちを信じる、という国も出てくるでしょう。 ただ、1年で60倍は極端にしても「投機マネー」がここに集まれば、ビットコインで儲けようというバブルがバブルを産んでいくことになります。「管理」しなければその価値が「変動」するのは当たり前で、「安定」はしません。 ただ、「安定」しなくても「上がる」のなら誰でも使います。「下がらない」なら買うでしょう。 六本木にあるビットコイン決済可能な飲み屋はけっこういい雰囲気でしたので、年末ジャンボ買うなら「社会勉強料」込で買ってみますかね。 まぁ、竹村的には有馬記念派、ですが(笑) 近い将来、Amazonビットコイン決済可能なんて日が来ますかね。 今日は全くフランチャイズの話にも起業の話にもなりませんでしたが、たまにはお許し下さい。 こんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
人気ブログランキングへ 岩井克人教授は以前話題になったこの本書いた人ですね。
会社はだれのものか会社はだれのものか
(2005/06/25)
岩井 克人

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