竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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アントレ2014年新春号レビュー!「脱サラ309人のその後調査」他

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おはようございます。 都知事選は舛添さんが出るんですね、竹村です。 当たり前ですが「後出しジャンケン」が強い都知事選。まだ出ますかね。 都知事選、といえばこの方(笑)、ドクター中松氏、今回も元気に出馬。 灯油ポンプやフロッピーディスクの「原理」を発明したドクターは現在もまだまだ発明中! 久々にオフィシャルサイトを見たら、こんな… 画期的なiPhoneのケース/グローブ「スマ手」 置き忘れない、すぐに電話に出れる、誤作動しない…(笑)との説明ですが、何より「ネタ」になるでしょう。 そんな話はさておき、アントレ2014年新春号が発売中! 裏表紙は、なんと「ミスユニバーシアード」のエリアパートナー募集。 都道府県ごとのコンテストを主催、運営する企業の募集で、開業資金というか「エリア契約金」は300万円、とのこと。広告収入、なんかはわかりますがその他の収支モデルがわかる資料が見たいですね。取り寄せてみましょう。 そして中をめくれば、もちろん個別指導学院ヒーローズ。 今回も、もちろんトップメッセージ、には大将、鈴木社長。 今回は昨年12月の全国大会@7東京ベイコート倶楽部での写真が。 広告としてはやはり「127校撤退なし」が目立ちます。 そして、「先輩たちの決断と今」にはもちろん、松田社長。 昨日もお会いしてましたっ。 開業5年目で現在21校舎展開。この松田社長を「成功事例」として広告に出して、こんなふうに「事業として塾をやりたい」「脱サラからでも大きな会社を作りたい」という方を集めていることが、ヒーローズの他個別塾FCとの差別化になっている、と思います。 そして、いくつかの「特集記事」ですが、今回もなかなか興味深いものがありますね。リクルート社の雑誌は言ってみれば「広告の集まり」なんですが、特集を含め「記事」は価値あるものが多い、と思っています。 今回もいくつか面白いものがありますが、この脱サラ起業のその後を追った「309人アンケート」は、今起業しようかどうか「迷ってる」方は参考になる部分が多いでしょう。 「開業資金100万円未満」が55% !!! これは正直、実感として??? ですね。 「ネット起業」なんかを含んだ数字であることはわかりますが、にしても半数以上が100万以下、とは。 これは「身の丈起業」というよりは、むしろ起業しようと準備していない方まで沢山起業している、ということです。 当然ながらこの層の成功確率は低い、と思います。中途半端起業でフェードアウトしていく方が多いのでは? で、このデータ。 1年目はサラリーマンの時より年収が減ってる方が多い、というデータが示されています。 1年目は収入減少。これは立ち上げに時間を要するビジネスもありますから商売を全部一緒くたにした平均値の意味はあまりないと思いますが、「1年目、立ち上げ時は苦労する」ということを裏付けるデータとしては必用、と思います。 ただ先程のデータと合わせて考えると自己資金100万円以下で起業した方が、「立ち上げの赤字期間」をどう乗り切るか?は非常に心配なところですが。 ただ、それに対してこのデータ。 独立して、  良かった 33%  まあまあ良かった 33% で、  後悔している は5%しかいないですね。 これが「起業の気持ち」として面白いところです。 「会社員に戻りたか?」のQには、 戻りたくない 65% で、 とても戻りたい 3% 戻りたいと思うことがある 6% です。 で、もうひとつこの記事で面白いな、と思ったデータがこれ。 「人脈関係」についての質問ですが、 「配偶者との関係」が、 良くなった 33% で 悪くなった 8% です。 これは既に経験済の方も多いと思いますが、「起業」に関して奥様というのは通常の場合「反対」なのです。 「離婚する」「子どもつれて実家にいく」レベルまでもめるケースも多々あります。「理解がある」なんて奥様は天使のような方か既に愛されていないか(笑)どちらかです。 が、 そういうケースでも起業してしまうと、奥様は大きな力になってくれる、ということが多いな、という感覚があったわけですが、このデータはそれを示してますね。 今回のアントレ、他にもなかなか内容の濃い記事ありますね。 やはり読者の皆さんからするとこんな記事も注目でしょうか。 「右肩上がりのフランチャイズ市場」の棒グラフ。 売上高、本部数、店舗数、全て伸びてますね。 個人が取り組める「小規模サービスFC」が増え続けていることにより加速している感じです。 「狙い目フランチャイズ」という文句はどうかとは思いますが、自分の検討している業界、業態の専門家の見方は「参考」として知っておくべきだと思います。 ちなみに、「教育」は毎度の今野篤氏。

今や塾業界は異業種まで取り込んでの「一大教育サービス業」と捉えるべき状況です。

この認識は正しい、と思います。 教育は一大サービス業 になりますよ。間違いなく。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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