任天堂の業績低迷を竹村家の子どもたちをみて考える
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
今日はセンター試験初日!共通一次世代の竹村です。
さて、今日はコチラのニュースについて一言。
外食産業ではマクドナルドの業績悪化が止まりませんが、厳しいだろうと言われ続けている任天堂が更に想定を下回る決算ですね。
昨年のアベノミクスによる「円安」差益のメリットをかなりうけた上でのこの数字は、やはりかなり悪いです。
個々の数字で見れば、
「3DS」は悪くない、「WiiU」は完全にダメ
ということで、
スマホにやられてる、というのもあるんでしょうが、それより、
もう固定画面でゲームはしない
という時代、ということです。
まぁ、竹村家でも一番下の小学1年生の息子のこの前のサンタのプレゼントが3DS。
となるとテレビ画面に向かってWiiをする、という時間が激減しました。
ソチ五輪に備えてテレビも大画面にしたので、迫力は前より増してるはずですが、「大画面大迫力、より個別」ということです。
子どもたちがソファーに並んでそれぞれの3DSで遊んでる姿は、親として首をかしげたくなる気持ちも無いわけではないですが、「そういう時代だ」とビジネス観としては納得です。
「そういう時代」に合わせていかなければ大きな市場でモノ・サービスは売れません。
なので、この決算数字についての岩田社長の会見での答え、ではなくそもそも「問い」がオカシイですね。
タイトルが「Give and Take」ですが、「Give and Take」の考えで通用する時代はもう終わり、という本(らしい)。
あら、Kindle版はないんですね。時代環境の変化に対応して欲しいところです(笑)
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「変化に対応できなかった」ことこそ、経営者の最大のミス、ですね。 経営者の最大の仕事は 「時代の変化に合わせて戦略を立てる」 ことですから。 とくに「大企業」の場合、船で言えばドでかい帆をはって航海しているわけで、「風向き」の影響はもろにうける。 だからこそ、大企業の経営者は「風向きをよんで戦略を立てる」のが最大の仕事です。 だから、 --経営のミスか?それとも環境変化に間に合わなかったのか? なんて質問は愚問、センター試験ならこんな二択の質問は完全な「出題ミス」ですね。 ということで 「時代環境の変化」 これは意識しないといけません。 時代の流行にのるのも、それに逆張りで向かうのも、いずれも「時代環境の変化」を的確にとらえる、ことから始まります。 そんなことで、週末はちょっと話題になっているこれでも読んでみますか。--経営のミスか?それとも環境変化に間に合わなかったのか? 「そこに関しては言い逃れはしない。全責任は私にある。」
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