田中将大投手161億会見に考える「マー君型と本田圭佑型」
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんばんは。
本日は色々予定が重なり更新が遅くなりました、竹村です。
今日のテレビニュースはマー君、マー君、マー君。
結局、ヤンキースがとてつもない金額で。
途中、田中投手のエージェントの「ヤンキースは提示金額がお話にならない」なんて発言が流れたりしましたが、こうなってみると、それも「ブラフ」だったんでしょう。やはり「交渉」の国アメリカですね。
この年俸に見合っただけの活躍ができるのか?みたいな話に興味が集中している感じですが、あくまで「予測」の話しであり、詳しい専門家に任せましょう。
そんな点を横において「ニュース」としてこれを見ると、何と言っても面白いのは、
田中投手の会見
でしょう。
どこが、というとその
飾らなさ
です。
もう、ほとんど「考えていない」に近い「飾らなさ」。
先日のミラン移籍の本田圭佑選手の会見と比べたら一目瞭然です。
田中投手のインタビューは一貫して「つまらない」わけです。普通インタビューというのは多少は「面白い」ことを言おうとするものです。
「期待されている答え」を意識して、ど真ん中を突くなり、裏をかくなり「コントロール」するわけです。
イチロー選手の「禅問答」のようなインタビューも、それはそれを極めてああなったのだと思います。
ところが、田中投手のインタビューには全くそれがない。
「メジャーへのあこがれ」について聞かれても、「あんまり意識したことは無い」。聞く方はイチローや本田選手のように小学校から作文に夢、目標を書いて、みたいな世界をイメージしてるんですが、そんなものは「無い」んです。
ひたすら「勝つこと」そして「上」を目指して頑張ったらこうなった、と。
ももクロやAKBについてはオタク級の知識を有する田中投手ですが、メジャーの球団の詳細についても本当に「興味が無い」レベルに「知らない」感じ。だから今回のメジャー移籍についてもインタビュアーからの「どの球団が良いか?」みたいな質問の大半が成り立っていませんでした。
そんなんで大丈夫か?と思いますが「ダルビッシュに聞けば良い」と。
エージェントの代理人が様々な情報が憶測されるのを嫌い、そう「演じろ」と命じたわけではないか?と疑いたくなるくらいの感じでした。
スポーツ選手にも様々なタイプがあるわけです。常人を超えに超えて、さらに高みを目指して成果出し続けるアスリートでも、そのベースの「考え方」の様式がここまで違う。
マー君型と本田圭佑型
としてここまで両極です。
多くを語り魅せていく本田圭佑型はナルシシズムの塊で自意識過剰すぎる、気もしますが一歩で、「プロフェショナル」としてはわかりやすい、とも言えます。
なので「ビジネス」という視点で見ると「この男はやりそう」な匂いが伝わります。プレゼンしてますから。
一方でマー君型、は「日本人」としては共感する部分が多いと思いますが、これを同じく「ビジネス」でみると大きな字だけのパワポ3枚、という感じです。
この2人が、
フランチャイズ本部の社長
だったら、
どちらのFCを選びますか?
常々、
FCは業態、何をやるか?より「誰とやるか」が重要
「社長の人柄・考え方」に共鳴できることがFC成功の条件
みたいな話をしていますが、この両極の二人だったらどちらを選ぶか?
そんな視点で「自分分析」をするのは面白いと思います。
本日はこんなところで。
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