竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
竹村義宏公式ホームページ www.fc-takemura.com



「ドミノピザ」の日本での成功の鍵、そして「13歳のハローワーク」を再評価!

竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。 ローソンがベア3000円満額回答したらファミマはなんと5000円!、竹村です。 あらゆるところで争うコンビニ業界です。 この記事は面白いですね。 日本のピザは豪華すぎ? 消費者文化の違いに着目したドミノ成功の秘訣 ドミノはここに気づいたのでピザーラと戦えたわけで、そうでなければダンキンドーナツと同じ運命をたどって日本撤退だったでしょう。 「コーンとマヨネーズがトッピングされたピザを好むようになったら、日本に長く住みすぎだ」 というジョークは笑えますね。 その昔日本人は寿司にマヨネーズつけて食べる外国人に首をひねりましたが、外国人から見たらピザにコーンやマヨネーズが「変」なわけです。 シンプルなピザで成功していたアメリカ本社の人々に対して「日本人は目でも食事を楽しむため、トッピングの配色や配置、バランスなどが重要だ」と訴えた という比嘉さんの感覚に成功のカギがあっわんですね。

アメリカではファーストフード事業の鉄則は「確実に業務をこなすこと」だという。アルバイトを中心とする従業員らが、ミスなく素早く作業をこなしていくために、メニューは必然的にシンプルになる。ピザのトッピングは12種類程度、ドリンクも初めはコーラのみだったという。最近になってダイエットコーラが加わったことは大きな革命でさえあったようだ。  一方、日本では贅沢なサービスに慣れた消費者を逃がさないために、トッピングは30種類以上、ドリンクやサイドメニューも豊富だ。しかも季節限定メニューまで次々と登場させて消費者を飽きさせない。

「グローバルに考えながら、ローカルに行動する」。これが、日本でフランチャイズを成功させるための基本 これは正しいでしょう。 「消費者のニーズを変化するものととらえ、それに対応したサービスを提供していく」というのは「日本式」なんですね。少なくともファストフードやコンビニ等の大衆店においては。 今、フランチャイズとして「日本式」の外食業態、コンビニが積極的に海外進出を行っています。 「お客様志向」のサービスが現地の方にも好評で成功が伝えられますが、サービスを提供する側の「従業員」の教育・育成がどこまでできるか?そこがキーになる気がしますね。 「アメリカではお客様は王様だが、日本では神様だ」なるほど、とは思います。コンビニで店員を奴隷のように思っているかのような言い草をしている客をたまに見かけますし。 ただ、個人的には「お客様は神様」を逆手にとった、「俺のフレンチ」みたいな方向性が絶対面白い、と思ってます。「あなた様のフレンチじゃないよ、俺のやり方でやる、店だよ」ということですね。 さて、ついでといってはなんですが、このマイナビニュースを見てたらこんなニュースも発見。 小学生が将来なりたい職業ランキング、女子1位は「医師」! - ドラマ影響か ドラマの影響、もあるんでしょうが「医師」はいつでも強いですね。 医者の子どもが医者を目指す率は、どんな時代もどの職業よりも高い。酒屋の息子として実感込めて言わせていただきますがこの、「子が親の職業を継ぎたい率」というのは職業を考える意味で重要です。 そういう意味では「政治家」なんてやはり良い職業なんだろうと。 子どもが将来なりたい職業を考える、というのは重要なわけで。 その意味では、昔分厚い本がかなり売れた、村上龍さんの13歳のハローワークはいいですね。 立派で便利な公式ホームページがあってありがたい。 13歳のハローワーク 公式HP このHPの真ん中左にある、 13歳のハローワークマップ がなかなか素晴らしい。 「13歳のハローワーク」に紹介された514の職種が一覧できて、文字の大きさや、近くにあるということで、様々な職業の「つながり」が感じられるようになっています。 この「つながり」感の中で自分のやりたい分野、仕事を発見していくということができるツールです。 ひとつひとつの職業にはかなり詳しく的確、具体的な開設もついています。 例えば、「販売・営業」の仕事の少し上に小さな字で「「ホステス」なんてあって、その解説がコチラ。

お酒を飲みながら男性客の話し相手をする。銀座の高級クラブからいわゆるキャバクラまでさまざまな店のホステスがいる。指名や、客と一緒に入店する同伴をすれば収入が多くなる歩合制がほとんどで、ごくまれに、年に数千万を稼ぐホステスもいる。容姿がいいだけでナンバーワンのホステスになることは難しい。一人ひとりに合わせた接客ができなくてはならない。そのためには、時事のニュースから趣味に至るまで、さまざまな事柄を勉強し、幅広い話題に対応できることも重要である。また、独特の神経の強さが不可欠で、合わない人は肝臓を壊してやめていくらしい。

なんとも的確な解説、ではございませんかっ。 あとこれが調べ方の基本なんでしょうが、「好き」で検索することが可能。 この「好き」の分類がスゴイ。 「動物が好き」とか「教えるのが好き」なんて話じゃありません。 例えば、こんな… エッチなことが好き これは村上龍さんでしかできない仕事ですね。

~そういう子は、優秀な営業マン、営業レディになる可能性がある。しかし、当たり前のことだが、エッチなことが好きというだけで、優秀な営業職になれるわけがない。

もう、正しい!と笑って拍手をおくるしかありません。 本日はこんなところで。