竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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フランチャイズ本部が「本を出版する」というメリットは大!です

竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。 本日は2度目のUP、竹村です。 午前中に「エコランドリー マンマチャオ」の記事、三原社長のインタビューが日経新聞本紙朝刊に載ったことについてUPしました。 コインランドリーの「潜在ニーズ」をフランチャイズ的に考える で、この新聞記事についてもうひとつ、書いておきたいことがあります。 まず、フランチャイズ本部が「新聞に出る」ということについて、です。 これはフランチャイズとして大きな「宣伝効果」があります。知名度をあげる、という意味で。 「宣伝」というと即「広告」と考える方が多いと思いますが、「宣伝」は「広告・広報・口コミ」に分かれ、この中で、「広告」よりも「広報」「口コミ」が効果的なのです。 近年、「宣伝」活動においては「お金を使ってやっていること」の価値、効果が低下してきています。 なので、お金を使って「新聞広告」を出すより、新聞に「いい記事」として載ることのほうが効果があるわけで、これを「広告より広報!」とよんでいるわけです。 で、問題は どうやって「記事」としてとりあげてもらうか? です。 それが「広報活動」です。 正直、地方新聞であれば記事のひな形を作って、写真入れて、「掲載希望原稿在中!」と書いて編集部に送れば結構な確率で掲載されます。取材すら無く送った原稿と写真がそのまま載る、なんてこともあります。 ただ、それは部数の少ない地方新聞、の話です。 実は、マンマチャオの三原社長は、この春テレビ、新聞に続々登場しました。 テレビはキー局全て、新聞は読売新聞では夕刊の「一面」トップ記事に登場しました。 内容はほぼすべて「消費税UPについての対応」の取材なわけですが、「コインランドリー業界の第一人者」として、コインランドリーといえば「マンマチャオ」、この社長、という感じになってきたと思います。 ここで重要なことですが、コインランドリー業界の店舗数的には「マンマチャオ」はTOPではありません。業界3位か4位かというところです。 ただ、テレビにも新聞にも「コインランドリー」といえばマンマチャオが出てくるわけですから、「知名度=ブランド」としてはナンバーワンになっていくと思います。 では、 何故「マンマチャオ」が、三原社長がテレビ、新聞に出まくることができたか? という話です。 社内に辣腕(仕事のデキる)の広報マンがいるからか…NOです。 社長によると、「とあるテレビに出たら他の局からも取材が入って、いつのまにか読売新聞1面も…」という話でした。マスコミはライバル社をチェックしてますから、全部「つながって」いるわけです。 「運が良かった」ということもあるかもしれませんが、実はキッカケがあります。 それがコレですね。
はじめてのコインランドリー投資負けナシバイブルはじめてのコインランドリー投資負けナシバイブル
(2013/05/25)
三原淳

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そうです。出版です。 この「本の出版」をキッカケに、三原社長はコインランドリー界の第一人者、になってきました。コインランドリー業界、コインランドリービジネスを語るなら「この人」なのです。 そこからフランチャイズの加盟募集戦略も転換しました。 具体的にはFC比較サイトなどへの広告は最小限にとどめ、ホームページを社長の「動画」中心に変えました。 「本」を読んで社長の考えに興味をもってくれた方が、HPで社長が語る動画を見てさらにコインランドリーという事業への関心を高める、という方向に。 竹村の中では、これはひとつのフランチャイズ募集戦略の革新」だと思っています。 まだ知名度は低い「これから成長期」というステージのフランチャイズ本部であれば、加盟募集広告に何百万もかけるよりも、「本」を出すべきです。 ただどんな本でも出せばいい、というものではありません。 自費出版自費出版に近い出版、そして電子書籍、もダメです。  商業出版できちんとした本 をつくる必要があるのです。 そして、フランチャイズの加盟効果につなげていくためには、「流れ」をつくる必要があります。 この記事を読んで「フランチャイズ本部の出版戦略」について興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、竹村までご連絡ください。マンマチャオさんの本のプロデュースをしてくれた会社さんの紹介も含め、ご相談にのります。 コチラのフォームから ↓↓↓ <竹村への問い合わせ・相談フォーム> または、 info@ytakemura.com まで。 それでは本日はこんなところで。