フランチャイズ本部が「本を出版する」というメリットは大!です
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
本日は2度目のUP、竹村です。
午前中に「エコランドリー マンマチャオ」の記事、三原社長のインタビューが日経新聞本紙朝刊に載ったことについてUPしました。
コインランドリーの「潜在ニーズ」をフランチャイズ的に考える
で、この新聞記事についてもうひとつ、書いておきたいことがあります。
まず、フランチャイズ本部が「新聞に出る」ということについて、です。
これはフランチャイズとして大きな「宣伝効果」があります。知名度をあげる、という意味で。
「宣伝」というと即「広告」と考える方が多いと思いますが、「宣伝」は「広告・広報・口コミ」に分かれ、この中で、「広告」よりも「広報」「口コミ」が効果的なのです。
近年、「宣伝」活動においては「お金を使ってやっていること」の価値、効果が低下してきています。
なので、お金を使って「新聞広告」を出すより、新聞に「いい記事」として載ることのほうが効果があるわけで、これを「広告より広報!」とよんでいるわけです。
で、問題は
どうやって「記事」としてとりあげてもらうか?
です。
それが「広報活動」です。
正直、地方新聞であれば記事のひな形を作って、写真入れて、「掲載希望原稿在中!」と書いて編集部に送れば結構な確率で掲載されます。取材すら無く送った原稿と写真がそのまま載る、なんてこともあります。
ただ、それは部数の少ない地方新聞、の話です。
実は、マンマチャオの三原社長は、この春テレビ、新聞に続々登場しました。
テレビはキー局全て、新聞は読売新聞では夕刊の「一面」トップ記事に登場しました。
内容はほぼすべて「消費税UPについての対応」の取材なわけですが、「コインランドリー業界の第一人者」として、コインランドリーといえば「マンマチャオ」、この社長、という感じになってきたと思います。
ここで重要なことですが、コインランドリー業界の店舗数的には「マンマチャオ」はTOPではありません。業界3位か4位かというところです。
ただ、テレビにも新聞にも「コインランドリー」といえばマンマチャオが出てくるわけですから、「知名度=ブランド」としてはナンバーワンになっていくと思います。
では、
何故「マンマチャオ」が、三原社長がテレビ、新聞に出まくることができたか?
という話です。
社内に辣腕(仕事のデキる)の広報マンがいるからか…NOです。
社長によると、「とあるテレビに出たら他の局からも取材が入って、いつのまにか読売新聞1面も…」という話でした。マスコミはライバル社をチェックしてますから、全部「つながって」いるわけです。
「運が良かった」ということもあるかもしれませんが、実はキッカケがあります。
それがコレですね。
そう本です。出版です。
この「本の出版」をキッカケに、三原社長はコインランドリー界の第一人者、になってきました。コインランドリー業界、コインランドリービジネスを語るなら「この人」なのです。
そこからフランチャイズの加盟募集戦略も転換しました。
具体的にはFC比較サイトなどへの広告は最小限にとどめ、ホームページを社長の「動画」中心に変えました。
「本」を読んで社長の考えに興味をもってくれた方が、HPで社長が語る動画を見てさらにコインランドリーという事業への関心を高める、という方向に。
竹村の中では、これはひとつの「フランチャイズ募集戦略の革新」だと思っています。
まだ知名度は低い「これから成長期」というステージのフランチャイズ本部であれば、加盟募集広告に何百万もかけるよりも、「本」を出すべきです。
ただどんな本でも出せばいい、というものではありません。
自費出版、自費出版に近い出版、そして電子書籍、もダメです。
商業出版できちんとした本
をつくる必要があるのです。
そして、フランチャイズの加盟効果につなげていくためには、「流れ」をつくる必要があります。
この記事を読んで「フランチャイズ本部の出版戦略」について興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、竹村までご連絡ください。マンマチャオさんの本のプロデュースをしてくれた会社さんの紹介も含め、ご相談にのります。
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まで。
それでは本日はこんなところで。
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